case5
俺はその場で待ってたんだけど、2人のお巡りさんはそのまま懐中電灯を照らしながら滝裏へ向かっていき、しばらくすると、1人だけお巡りさんがこっちに戻ってきた。
「おられましたよ。あの滝の裏側に人が入れるようなアスファルトで舗装された場所があってそこでいびきをかき寝てましたよ。一応お声を掛けてみたんですけど、かなり酔ってるみたいで呂律があまり回ってない感じで、それで酔って転んでそのまま眠ってしまったような感じで、額の辺りから出血してるんですよ。それで無線で救急車のほう手配しました。今仲間がそれまで応急処置してます。」
そのお巡りさんの話だとあいつはその女の声がした滝の裏側のトンネルみたいなとこで寝てたみたいんなんだよな。それに怪我までしてたらしく救急車まで出動する事になってな。なんか大事になっちまったと思ったよ。
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