case4

そんなこんなで車は山の中の道へと入りました。


 「なんか静かですよね。空気が良い感じだ。夜の山の中の道て何かドキドキするな。おや?あそこにホテルがあるね。もしかしてラブかな?」


山の道の途中に確かにホテルがあるんです。そのホテルはラブホテル。こういうところで静かに密会する関係の人もいるだろうし、若者のカップルのドライブ途中で利用する人達も多いと聞きます。


 「あそこはラブホテルですよ!ここはドライブスポットでもありますからね。週末なんかの夜は割と利用する人多いんじゃないですかね。」


私がそう話すとサラリーマンの方は少し照れた顔でミラー越しに私の顔をチラッと見てましたよ笑


こんなおばさんにも少し発情してくれたのかなと、勝手に解釈して笑

私たらなんでこんな話ししたんだろ!ごめんなさい。で、話を戻すと、そのホテルの先を2キロほど進んだ場所にその恐怖体験が起きた貯水池があるんですよ。その時の時間は真っ暗でほとんど車も走ってないし、貯水池にかかる一本橋なんか最悪対向車もなければ、後ろにも車来ないと怖い場所ですからね。最悪な事にその時も対向車なしで、後続車もなかったんです。そんな中起こってしまったんです。恐怖現象が・・

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