人類の遺言

作者 辰井圭斗

遺言といえば死を前にして遺す言葉ですね

  • ★★ Very Good!!

地球に隕石がぶつかるので、それを前に月に遺言を遺しておこうというお話。個人一人の死のための「遺言」でなく、地球に棲む生き物の総体としての遺言というか、スケールの大きい話になりますね。

遺言といえばなんだか暗いイメージを抱きがちですが、この物語で描かれる遺言は、いずれ月を訪れる異星人のために綴られたメッセージであるわけで、そう考えると、なんだか……

生なくては死がありえないように、遺される者がなくては遺言もありえないのですね。

いいお話でした。

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