第10話 仮想通貨について知っておきたい事①

 仮想通貨は夢がある。爆上がりするので、億り人になれるチャンスがある。

 そんな夢のある仮想通貨に代表されるビットコインは、2020年の11月現在、かなりの上昇局面を迎えています。

 

 仮想通貨といるのは、暗号通貨とも呼ばれインターネット空間で使われるデジタル通貨であり、実態の無い通貨です。

 また、ブロックチェーンを使って管理されているのも特徴です。ブロックチェーンは、改ざんが出来ないが検証が容易に出来るシステムです。今まであった、仮想通貨の不正アクセスや流出事件は、ブロックチェーンが破られた訳では無く、取引所のセキュリティが破られたのが原因です。つまり、ブロックチェーン自体は最高の技術という事です。

 

 また、管理者がいないという事も特徴の一つです。日本は、円という通貨を管理者である国が発行しており、国がそれを管理しています。そして市場に出回る円の量を調整することで景気をコントロールしています。仮想通貨には、その管理者がいません。日本の様な平和な国にいると実感しにくいですが、自国の通貨が信頼できる国に管理されている国と言うのは、全世界共通ではありません。

 自国の通貨はいつ信用を失い、紙切れになってしまうかわからない不安がある人たちは、仮想通貨は魅力的なのです。

 

 突然ですが、銀行の手数料と言うものを気にした事ありますか?

 A君がBさんにお金を振り込む場合、

A君→A君が使っている銀行→Bさんが使っている銀行→Bさん

という流れになるのは分かりやすいと思います。仮に、Bさんが海外の方の場合は、

A君→A君が使っている銀行→海外へ送金が出来る日本の銀行→円から海外の通貨に両替→日本とやり取りできる海外の銀行→Bさんが使っている銀行→Bさん

というお金の流れになります。

 銀行にはそれぞれ手数料かかります。まさに無駄なお金ですね。これを仮想通貨で行うと

A君→円から仮想通貨に両替→A君からB君へ仮想通貨送金→仮想通貨から海外の通貨へ両替→Bさん

というお金の流れになります。

 手数料が0になるのはまだまだ先の話ですが、

円から海外の通貨に両替の手数料=円から仮想通貨に両替+仮想通貨から海外の通貨に両替

だとすると、銀行の手数料の合計と、仮想通貨の送金手数料のどっちが安いかという話になります。

 

 このように、管理されない仮想通貨というのは個人感覚で考えるととても便利で、未来のお金という感覚があります。

 しかし、社会全体での感覚で考えると、便利な反面、犯罪に悪用されたり、マネーロンダリングに利用されたりする恐れがあります。また、脱税に利用されたりする恐れがある事から中国をはじめ、いろいろな国で規制が始まっています。日本も例外ではありません。仮想通貨で儲けた人は、税務署が目を光らせています。

 今後、仮想通貨が世界に広まるためには、法整備が必要になりますが、まだそれは先の話かもしれません。

 

 では、仮想通貨投資と言うものを次章で説明させていただきます。

 

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