第153話 デート? 除霊?
「広瀬君、はい、『あーーーん』して」
「あーーーん、これは美味しい」
「魅力的なアトラクションも多くて、このレストランの料理もとても美味しいですね」
「東京スペシャルランドは、オープンできれば人気が出そうだな」
東京スペシャルランドのレストランの料理は、実に美味しかった。
子供たちの悪霊と俺たちのためだけに営業しているが、サービス内容は通常どおりだそうだ。
霊衣を着たウェイトレスが、悪霊なのに律儀に席で待っている子供たちに料理とデザートを提供していく。
すでに彼らの顔からは険しい表情が消えており、提供されたメニューを心から楽しんでいた。
実際には食べられないけど、霊はお供えの味がわかる。
長年悪霊をしていた子供には、久しぶりのご馳走というわけだ。
さり気なく、俺と愛実もバカップルを演じているが、これも遊園地の客として溶け込むため。
それと、こうしていると陽気の出がバカにできないくらい違うんだ。
リア充が幸せそうな理由と、陰キャが人生を呪う理由がよくわかると言うか……。
「子供たちは、すでに悪霊から普通の霊に近い状態になり、彼らが楽しめば楽しむほど陽気が発する状態になった」
そして、子供たちから湧き出た陽気が園内に充満していく。
このまま夜のパレードまで営業すれば、子供たちの霊は除霊するまでもなくあの世へと旅立つであろう。
「お札などを使わない、優しい除霊ですか……」
「かかる手間と経費を考えると、普段は絶対に使えない方法だけど」
たまにいるんだ。
『悪霊を強引に除霊するのは可哀想です! 話し合いや、もっと優しい方法で除霊するべきです!』という人たちが……。
動物愛護運動などをやっていそうな人種の中から少数、霊が見える人たちがこの手の運動を始め、除霊師たちに抗議するのが、ここ最近多かった。
いわゆる『悪霊にも人権があります!』というやつだ。
霊に人権があるかどうか、除霊師で考えたことがある人って少ないからなぁ……。
あるのかどうか、俺にはわからない。
どちらにしても、優しい方法で除霊するには除霊師としての圧倒的な実力が必要で、手間も時間も経費も通常の除霊の数十~数百倍……いや、数千倍かかることもある。
たとえるなら、町中に出現した猛獣に一切攻撃せず、無傷で山に返すくらいの難易度なんだが、それを説明しても、彼らは除霊の素人なので理解してくれないのだ。
とにかく、『悪霊に手荒なことをせず、話し合え!』などと平気で言ってくる。
口は出すけど、自分はなにもしないという特徴もあった。
向こうの世界の貴族や神官にもいたけどな。
口先だけが大半だったけど、たまに死霊王デスリンガーと話し合いに行こうとして、死霊軍団に殺されてしまった奴もいた。
で、こういう人たちの遺族がまた面倒で、俺たちに対し『お前たちがちゃんとしていないから、息子が死んだんだ!』とか抗議してくるんだ。
こっちの世界にもいそうだけど。
「今回は、本当に特殊なケースってわけさ」
「除霊師としてのいい勉強になりますね。じゃあ、夜までは沢山陽気を出しましょう。はい、あーーーんしてください」
「あーーーん」
美少女から料理やスイーツを食べさせてもらうと、陽気の出が違うな。
俺たちを見た子供たちからも、陽気が出ているのが確認できる。
「次にこういう機会があったら、私がお弁当を作りますね」
「愛実のお弁当、楽しみだなぁ」
あくまでもデートっぽい会話ってことで、今後、本当に愛実が俺にお弁当を作ってくれるかどうかわからない。
女の子が作ったお弁当は久美子のしか食べたことないから、本当に作ってくれたら嬉しいけど。
そういえば、昔はうちの母も……は、『女の子』じゃないからノーカウントか。
「東京スペシャルランドは、スリリングなマシンが多いよなぁ。それも売りなんだろうけど」
「次は、あのフリーフォールに乗りましょう」
「いいねぇ、『世界最大の落差を誇るフリーフォール』かぁ」
遊園地のアトラクションというのは結構似たり寄ったりな部分があるが、東京スペシャルランドのものはすべて最新、特に売り物になりやすいジェットコースターは、世界第一位の規模だと運営会社から聞いていた。
「ジェットコースター、楽しいなぁ」
「広瀬君は、ジェットコースターが好きなんですか?」
「実はほとんど乗ったことがなくてさ。楽しみだったんだ」
「どうして乗ったことがないんですか?」
「実は久美子が、激しい乗り物がダメなんだよ」
だから久美子と遊園地に行っても、それほど激しくない乗り物がばかりに乗っていたという事情があった。
俺一人でジェットコースターに乗るってのも味気ないしな。
「広瀬君、待望のジェットコースターはどうですか?」
「いやあ、楽しいね」
もう少し激しくてもいいぐらいなのは、レベルアップの影響でステータスが大幅に上がったからであろう。
実は今の俺たちの身体能力なら、ジェットコースターが壊れて地面に放り出されても怪我をせずに済むくらいだからな。
「相川さんは、ジェットコースターが苦手なんですか」
「俺が乗ると、一緒に乗ろうとするから悪いんだよね」
「そうですね……。わざわざ苦手なものに乗らなくてもいいと思います。そうだ! それなら、今度広瀬君がジェットコースターに乗りたくなったら、私と出かければいいんですよ。私もジェットコースターが大好きなので、趣味友として」
「それはいいな」
同じジェットコースターを愛する者同士。
まさに趣味友だな。
実際、次々と東京スペシャルランドの名物であるジェットコースターに乗っていくが、愛実はとても楽しそうだった。
これが久美子だと、まず彼女が大丈夫そうかどうか確認するところから始めないといけないところだ。
身体能力的には、どんなに激しいジェットコースターでも大丈夫だと思うが、こういうのは気分的な問題もあるからな。
「楽しいですね」
「本当に。あっ、なにか飲もうか?」
「はい」
二人でフードコートまで行くと、そこにはタピオカミルクティーのお店があった。
「若干、流行から外れているような気が……」
「東京スペシャルランドが予定通りオープンしていたら、ちょうど流行の真っ最中だったと思うんだよなぁ。あっ、 飲んだことないから頼んでみよう」
「私も飲んでみたいです」
俺は普通のタピオカミルクティーを、愛実は黒糖タピオカラテを購入して、外のテーブル席に座って飲み始める。
周囲を見ると、すでにただの霊と化した子供たちが思い思いに遊園地を楽しんでいた。
よく見ると、大分存在が希薄になりかけている。
陽気を出す存在になったので、段々と現世に留まる力をなくしつつあるのだ。
「夜までには、俺たちが除霊するまでもなく、あの世に行ってしまうな」
「普段はお札や霊力で強引に除霊してしまうので、自らあの世に向かってくれるのであれば、とてもいいことだと思います」
「そうだな。強引に祓わなくてもあの世に行ってくれるのなら、それに越したことはないさ」
俺も別に鬼畜ではないので、無理に経験値のために子供たちを除霊しようとは思わない。
どうせ、 こういう方法での除霊なんて滅多にできないのだから。
東京スペシャルランドの運営会社は、俺たちに五十億円支払っているからな。
安倍一族や賀茂一族だと、この金額で引き受けてもギリギリ黒字になるかならないかくらいだが、俺は全部自前でできるので丸儲けだった。
やはり、自分で封印に使う霊器やお札を用意できるというのは大きい。
「どうせ明日からは、 強引に祓うしかないような悪霊ばかりだけど」
「今日だけですね」
「そうさ。あっ、その黒糖タピオカラテも美味しそうだな。 もう一個注文しようかな?」
「私の分を半分どうですか? 私も、広瀬君のタピオカミルクティーを半分貰いますから」
「そうしようか」
まあ、 このくらいなら間接キスでもないよな。
愛実から貰った黒糖タピオカラテだけど、これも美味しいな。
「戸高市にもあったかな? タピオカミルクティーの店?」
「どうでしょうか?」
特に意識していたわけではないので、いまいち記憶にないという。
今度、探してみようかな。
「私もつき合います。広瀬君、ここの観覧車ってとても大きいですね。乗ってみたいです」
「へえ、これは」
俺は常々思うのだが、新しい遊園地ほど観覧車が豪華になっていくような気がする。
興味があったので了承すると、愛実が俺の手を引っ張って観覧車へと向かった。
「(こういうのも悪くないな)」
久美子とは違う女の子と、二人で遊園地ってのも悪くないと思う俺。
子供たちの霊と共にしばらく並んでから大きな観覧車に乗ると、静かに動き始めた。
激しいジェットコースターとはまるで違うけど、夕方の美しい景色を観覧車の中から見るのも悪くない。
「広瀬君、綺麗な景色ですね」
「本当に綺麗だ」
観覧車から眺める景色はとても綺麗だった。
ここは東京の郊外だが、遮蔽物が少ないせいか、都心のビル群に電気が灯り始め、ライトアップされた東京タワーもよく見える。
美しく照らし出された東京都心のビル群がよく見えるのが、この観覧車の売りだそうだ。
百万ドルの夜景……なのか?
このたとえはよく聞くけど、どうしてその金額なのか、わからないケースが多いかったりする。
とにかく、綺麗なのは事実であった。
「……どうやら、もうすぐだな」
「あっ、広瀬君!」
もうすぐ日が暮れるというところで、園内で遊んでいた子供たちの霊が次々と消えていく。
今日一日遊園地で遊んで楽しんだ結果悪霊としての性質を失い、自らが陽気を発する存在となり、それに加えて園内に溜まった陽気により成仏していくのだ。
「どの悪霊たちも、こういう方法で除霊できればいいのですが……」
「残念だけど、それは難しいな」
いちいちこの方法を用いて悪霊を除霊していたら、いくら時間と手間と霊器とお札、経費があっても足りず、緊急性のある除霊案件では使えなかったからだ。
優しく除霊しようとした結果、除霊師や人が呪い殺されてしまっては意味がないからだ。
「それに、結局は同じことなんだ」
「同じこと?」
「ああ」
強引に除霊しても、このような方法で除霊しても。
霊は、あの世で生前の行いについて審判を受け、天国に行くか地獄に行くのかを決められるのは同じだし、除霊される際に潔くても、地獄に落とされる悪霊は多かった。
「あの子たちの中にも、地獄に行って生まれ変わるための修行に励まないといけない子たちはいる。悪霊だった時に、人を殺していたら特にね」
険が取れて笑顔を浮かべている子供たちだが、悪霊の時にした悪さのせいで地獄に落とされてしまう子たちも多い。
そしてそれは、お札で強引に除霊したとしても、結果は同じなのだ。
「だから、毎度毎度今日のように除霊はできないさ。除霊師は、生きた人間を最優先しなければいけないのだから」
今日の特殊な除霊方法だって、こういう方法を用いれば東京スペシャルランドに悪霊が集まらなくなり、一番コストがかからずオープンできるから採用したまでのこと。
決して、子供の霊たちに配慮したからではない。
すべて俺の都合だ。
「俺は、効率最優先の男だからな」
そうしなければ、死霊王デスリンガーなんて倒せなかったのだから。
「それでも、広瀬君以外の人にこんなに優しい除霊ができるとは思えませんし、実際に子供たちはあの世に向かう前に楽しむことができました。私は広瀬君は優しいと思います。あっ、とても静かになりましたね」
「子供たちは、よっぽど楽しかったようだな」
亡くなってから悪霊になってしまう子供なので、生前あまりいい人生を送っていなかった子も多いはず。
親に虐待されて殺されてしまったり、戦争で亡くなったと思われる子供たちもいた。
その恨みはとても大きく、だからこそ除霊される前に遊園地で遊ばせて力を弱めていたのだけど、最後に俺が除霊する前にあの世に旅立ってしまったいうことは、思った以上に満足してくれたのかな。
「残りは俺たちだけになってしまったけど、夜のパレードは予定通り実施するのかな?」
「あるといいですね。私も夜のパレードを見てみたいです」
「実は、俺も気になってさ。これまで誰も見たことがないパレードなわけだから」
二人で観覧車の景色を楽しんでから降りると、霊衣を着た若い男性キャストが俺たちに声をかけてきた。
「広瀬さん、木原さん。子供たちの霊が見当たらなくなりました」
「ほぼ間違いなく、一体残らず成仏してあの世に行ったのだと思いますが、一応園内をすべて調べてみます」
「そうですか……。最初はとても怖かったですけど、あの子たちが最後に東京スペシャルランドを心から楽しんでくれてよかったです。怖かった子供たちの表情が段々と笑顔になって。子供たちに喜んでもらえると、遊園地のキャスト冥利に尽きるというものです」
このお兄さんは、真にプロなんだな。
その後園内を隈なくチェックするが、やはりみんなが満足したようで、霊の姿は一体も見つからなかった。
「園内に陽気が十分に満ちて、最後に仕上げの封印とお札を貼れば……」
「手伝います」
「頼む」
愛美にも手伝ってもらって、これで仕事は終わりだ。
あとは運営会社の人たちに対し、定期的な封印とお札の手入れと、近くの神社にお願いして園内神社を作るように助言しておく。
そうすれば、さらに封印とお札の効果が高まるはずだと。
遊園地内に神社があるというのは変わっているが、デパートや東京タワーにも神社があるから、別におかしなことではない。
どうしても場所がよくないので、神社を置いて来園者に参拝してもらい、霊が寄り付かない状態を維持してもらわなければ。
「これで、今日の仕事は終わりだな」
「楽しかったですね」
「たまにはこういう除霊も悪くない」
「はい」
「広瀬さん、木原さん。予定では夜のパレードまで行う予定だったので、是非見て行ってくださいね」
「霊たちはもういないのに、パレードをやるんですか?」
「ここが無事にオープンできるとなれば、せっかく準備したので、ついでにリハーサルもしてしまおうというわけです。しばらく閉鎖状態が続いていたので、我々も勘が鈍っていますから。ここが永遠にオープンできず、廃墟になるのを防いでもらったお礼もあります」
「貸し切りとは贅沢な。楽しませてもらいます」
「オープン前にパレードを見れるなんて最高です」
俺と愛美が、園内でもお勧めのパレード鑑賞ポイントに到着すると、電飾で飾られたオープンカーにライトアップされたこの園のマスコットキャラたちのヌイグルミが華麗に踊っていた。
もう霊はいないので、霊衣は脱いでいるな。
その踊りやパフォーマンスはとても洗練されており、ヌイグルミの中に入っている人たちは、無事にここがオープンできると知って喜んでいるように見えた。
「この手のパレードって初めてちゃんと見たけど、楽しいなぁ。これ」
「広瀬君と私だけのためにパレードをしてくれるなんて、一生の思い出です」
「贅沢な気分だよ」
「そうですね」
いつの間にか……まあ、そういうことにしておいてくれ。
俺と愛美は手を繋ぎながら、幻想的なパレードを最後まで見逃さないように鑑賞する。
仕事ではあるが、美少女と二人で遊園地デートをして、最後は幻想的なパレード鑑賞で締める。
実にいい休日……じゃなかった。
仕事であった。
「広瀬君、報酬の他にも、東京スペシャルランドのグッズとかお土産のサンプルを沢山貰ってしまいましたね」
「みんなへの、いいお土産ができたかな」
無事にすべての仕事が終わり、依頼者の厚意で大量の東京スぺシャルランドのお土産を貰った俺と愛美が、楽しく話をしながら園の外に出ると、前方に数名の人たちが待ち構えていた。
誰だと思いながら近づくと、なんとそれは久美子たちであった。
わざわざ迎えに来ないで、ホテルで待っていればいいのに……。
しかもその表情が…… 一見いつも通りなのに、ちょっと陰気を感じるような……。
今日の俺は陽気、陰気には敏感なんだ。
「みんな、 わざわざ迎えに来てくれて済まないな。担当した除霊案件は大丈夫だったか?」
「私たちは、効率よく除霊を進めたから大丈夫だよ。裕ちゃんと木原さんみたいに、遊園地デートとかしないから」
「……嫌だなぁ、久美子。東京スペシャルランドの除霊は、ああするしかなくて……(どうして今日の除霊の詳細が、久美子たちにバレているんだ?)」
いったい誰が……。
その前に、今日の遊園地デートっぽいものはあくまでも除霊の一環なのだと、久美子に正しく伝える必要があった。
決して、 愛実と鼻の下を伸ばしてデートしていたわけではないのです、と。
「東京スペシャルランドの除霊は、とにかく多くの陽気を出す必要があって……。涼子ならわかるよな?」
俺は本来、安倍一族や賀茂一族が総出で行うレベルの除霊をたった二人でこなした男。
一見、愛実と丸一日遊園地でデートしているだけかのように思われるかもしれないが、これは本当に仕事だったんだ。
「霊道が重なり、悪霊が集まって溜まりやすい東京スペシャルランドで、ただ除霊をするだけでなく、結界とお札で内部に大量の陽気を溜め込み、 悪霊が近づけない土地にするなんて……。多分、この規模だと今の安倍一族にはできないはず。さすがは裕君ね」
「だろう? 涼子」
俺は真面目に頑張って、厄介な除霊をこなしたのだから。
報酬もちゃんと貰ったぞ。
「それとこれとは別のお話で……」
「涼子の意見に賛成! さすがにこれは不平等よね。千代子もそう思わない?」
「そうですよ、師匠。自分も師匠と遊園地に行きたいです!」
「広瀬裕と木原さんにどうこう言うつもりはないけど……多少の不公平さはあるわよね」
「夫君、妾たちも遊園地に行きたいぞ」
「それも、裕ちゃんと二人きりで。だって、 裕ちゃんと遊園地に行ったのって、中学二年生の時に『戸高ランド』に行ったきりだもの。いいなぁ、 新しい遊園地」
「久美子は、ジェットコースター苦手じゃなかったっけ?」
「今は大丈夫だと思うから、みんな平等にね」
「はい……」
俺は久美子たちの笑顔の奥に潜む迫力に負け、彼女たちの要求を受け入れるしかなかった。
後日というか、除霊終了からわずか一週間後。
無事に東京スペシャルランドがオープンし、夏休み中ということもあって大盛況となったが、そこに六日間連続で女性を連れて遊ぶ俺の姿があった。
さすがに、短期間で七回も同じ遊園地に行くと飽きてしまうという事実が判明したのと……。
「広瀬さん、除霊師ってモテるんですね。また違う女の子ですか……」
「ええと、これは従業員に対する福利厚生です。一応社長でもあるので」
「その言い訳は、ちょっと厳しくないですか?」
「……最低……」
「……(除霊には成功したのに、俺の評価が……)
除霊に成功した直後は、俺を称賛していた東京スペシャルランドのキャストたちだったが、連続デートのせいで、特に女性キャストたちからは侮蔑の視線で見られるようになってしまった。
最初の愛実もそうだったけど、どうしていまだ童貞の俺がプレイボーイ扱いされるのだろうか?
東京での助っ人除霊依頼は無事に終了したが、色々と解せぬ……。
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