第58話 第十三号会議室
「ここが国会議事堂なのか……テレビ以外で初めて見たな」
「裕ちゃん、まるで社会見学みたいだね」
「菅木議員、裕君にどんな依頼なのです?」
「裕、帰りに東京観光して行こうよ」
とある初夏の週末。
突然、菅木議員から除霊の依頼を受けた。
その場所とは東京にある国会議事堂で、俺たちは土日を利用して新幹線で上京してきたわけだ。
菅木議員と一緒なので、フリーパスで国会議事堂内に入れたのだが、あまり長期間俺が戸高市から離れていると竜神様たちから文句を言われるので、とっとと終わらせて帰ろうと思う。
「会長の孫は来なかったのか?」
「ええ……」
正直なところ、竜神会で預かっているような形になっているのだけど、どう扱っていいものか。
会長の手前、追い出すわけにもいかず、かと言って彼女の方が歩み寄ってステータスが見えるようになったわけでもないので、いくら除霊させてもレベルは上がらない。
久美子たちとの差は開くばかりで、彼女も気まずいと思ったのであろう。
今回の除霊には同行しなかった。
厄介な悪霊たちだと聞いているので、彼女の方が遠慮してしまったのもある。
俺もコミュニケーション能力が圧倒的に優れているわけではないので、どう彼女と接したらいいのかわからないのだ。
やっぱり、向こうの世界の葛城桜とは違うんだよな。
実は向こうの世界の彼女とも、打ち解けたのは一番最後だったので、そういう点は似ているのだと思う。
「会長が頭を抱える様が、容易に想像つくな」
どうもあの会長、俺と葛城桜をくっつけたがっているからな。
肝心の孫娘が積極的ではないので、どうしたらいいのか悩んでいるのであろう。
その前に、そんな理由で俺と彼女をくっつけてほしくないけど。
「それで、どんな依頼なんです?」
話を切り替えるように、久美子が菅木議員に質問をした。
「『十三号会議室』。国会の恥部だな。これまでどんなマスコミの連中も報道していない、国会議事堂の最重要機密でもある」
「最重要機密ですか?」
「太古より、志半ばで倒れる政治家は多い。明治維新以降、議会が誕生した日本だが、多くの議員たちが本人の望まぬ死を迎えておる。そんな彼らの中には悪霊化する者もいるのだ」
「『十三号会議室』なら、聞いたことがあります」
安倍一族である涼子は、『十三号会議室』のことを知っているようだ。
当然と言われればそれまでだが、これまで秘密にされていたということは、安倍一族でも除霊できなかったということなのであろう。
「死んだ政治家が悪霊化して、『十三号会議室』に集まっているの?」
「集まったというか、集まるように細工してあるのだ。政治家でない連中もいるがな」
悪霊化した政治家が国会議事堂内のあちこちに出られると困るので、大正時代にとある高名な除霊師が『十三号会議室』に特別な細工を施した。
それ以降、この国会議事堂に集まってくる悪霊たちは全員、『十三号会議室』に集まるようになったのだと、菅木議員が説明した。
「とはいえ、もう『十三号会議室』も限界なのだ」
まったく除霊されず、悪霊の数がどんどん増えてきたので、もうすでに『十三号会議室』のキャパは限界らしい。
そこで、俺に白羽の矢が立ったわけか。
「報酬は?」
「十億円だ」
「奮発したのか?」
いや、どのくらいの悪霊が何体いるかわからないので、十億円でも安い案件かもしれないな。
「見てから決めるよ」
「好きにしてくれ」
菅木の爺さんの案内で、俺たちは国会議事堂の奥、薄暗い場所へと案内された。
関係者ではない者たちに知られると面倒なので、あまり人がこない奥の『十三号会議室』が悪霊たちの封印場所に選ばれたのだと思う。
「でも、マスコミの人たちに気がつかれないのかな? 政治記者とかいると思うけど」
「知らぬわけがないが、報道するのは憚られるというわけじゃな」
現状で半分の日本人が悪霊を信じていない以上、新聞に悪霊の記事を書くと『嘘を書くな!』と抗議されるのかもしれない。
報道されたところで、『じゃあどうするんだ?』という問題も出るからな。
安倍一族としても、まさか『除霊できません』とは口が裂けても言えないので、あまり表沙汰にしてほしくないのであろう。
「『十三号会議室』に悪霊が集まる仕組みを作った除霊師『平賀源外(ひらが げんがい)』は、あの平賀源内の孫とも言われているけど、安倍一族ではないのよね」
なんか、パチ物臭い名前の除霊師だな。
功績は凄いのだけど……。
「そうなんだ。それにしても、ゴキブリホイホイみたいな仕組みだね」
「葛山の嬢ちゃんの言うとおり。口の悪い奴は、『悪霊ホイホイ』と言っているな。ほら、この小窓から覗ける仕組みになっておるんじゃ」
『十三号会議室』のドアには小さな開閉式の窓がついており、そこから中の様子を確認できた。
早速覗いてみると、確かに多数の悪霊たちが部屋の中でひしめき合っていた。
「ワレハ、アンサツナドデハタオレヌ! ミンシュシュギニエイコウヲ!」
「ドケ! ワシヲダレダトオモッテイルンダ! ジモトキタイノホシデアル、カンザキジンエモンギインナルゾ!」
「ダイニッポンテイコクバンザイ!」
「キチクベイエイ! セイセンノスイコウヲ!」
「センソウハンタイ! ナイカクフシンニンアンヲテイシュツスルノデス!」
「イマコソ、ロウドウシャノクニヲタチアゲルノダ!」
「もうごちゃごちゃだな」
大半が爺さんだが、中には若いスーツ姿の男性や、一部女性の姿もあった。
サムライみたいな格好をしている人もいて、彼は明治時代の霊であろうか?
「俺、政治家に詳しくないけど、有名な人とかっているのかね?」
「教科書に書かれているような連中はいないな。考えてもみよ、そういう有名な政治家が、その死後に悪霊になるわけがなかろう。政治家というのは、とにかく承認欲求の塊のような者が多いので、やり残したことが多いと感じた、大したことない者たちが悪霊化するわけだ」
確かに、なんか時代がかっているというか、いかにも政治家っぽいのが騒いでいるな。
演説とかしている悪霊もいた。
「キヨクナクテモイイカラ、トニカクトウセンサセロ!」
「カエリザク! カエリザクノダ!」
「こいつらは?」
「選挙に出たが、結局政治家になれなかった者。一度はなったが、次が続かなかった者。その未練が、彼らを悪霊にしたのだな」
政治家って、そんなに美味しい仕事なんだろうか?
向こうの世界の政治家を見ていると……特にルード宰相なんて大変そうに見えたけど……。
「部屋が一杯なんだね」
「大正時代からだからな」
未練があって悪霊化した政治家及び、政治家志望者、元政治家たちの悪霊がひしめく『十三号会議室』は、誰が見ても限界に思えてならなかった。
強い悪霊はほとんどいないが、限られた空間にこれだけの数の悪霊が閉じ込められている影響で、霊感がない人でも小窓から覗けば確実に見えるだろうから。
「ここに集まるように仕掛けを施した平賀源外も、まさか議員たちが集めた悪霊たちをここまで放置するとは思わなかっただろうな」
ゴキブリホイホイだって、定期的に交換しなければならない。
『十三号会議室』に集まった悪霊たちは定期的に除霊しなければ、いつか飽和して悪霊たちが飛び出してしまう。
政治家ってのは、そんな簡単なこともわからないのであろうか?
「除霊には金がかかり、霊など信じていない議員たちは除霊費用を税金の無駄遣いだと言って反対する。そんなわけで放置されていたわけだが……」
「もう限界ってか?」
「見てのとおりだな」
これ、このまま放置していたら、あまり時を経ずに悪霊たちが湧き出すだろうな。
「というわけで、裕に『十三号会議室』の除霊を……「待ってください!」」
突然後ろから声をかけられて振り向くと、そこには三名の議員らしき人たちがいた。
五十前後の小太りな小母さん、三十前後の見た目だけはいい兄ちゃん、最後の一人は四十代のおっさんだ。
ちなみに、政治家に詳しくない俺には誰だかわからなかった。
「菅木議員、存在もしない悪霊とやらの除霊で税金を使うなんて駄目ザマス! そんな予算があったら福祉の充実に使うザマス!」
「(裕ちゃん、私、ザマスって言う小母さん初めて見た)」
「(奇遇だな。俺もだ)」
俺もそんな人、創作物の世界だけだと思っていた。
「(稀にだけどいるわよ)」
「「(そうなんだ!)」」
除霊師として全国を回っていた涼子は、語尾が『ザマス』の小母さんに出会ったことがあるようだ。
「しかしだな。大場議員、実際にこの『十三号会議室』には悪霊がいるではないか」
実は、一体一体なら霊感がない人には見えない悪霊が大半なんだが、これが『十三号会議室』にいる悪霊たちの特徴であろう。
封じられている悪霊すべてで一体という扱いのようで、これが誰にでも見えてしまうのだ。
そのため、普段はドアの小窓の前には警備員が立っているほどなのだから。
「研修の時に見たであろう?」
「研修?」
「当選したばかりの議員には、小窓を覗かせるのだ」
悪霊を信じないくらいならいいが、『十三号会議室』を廃止か解放するなんて言い出さないようにするためだそうだ。
ここには本当に悪霊たちがいるのだと、新人政治家たちに教えるわけだ。
教えたところで、それを信じるかどうかは、彼女らを見ていると本人次第なんだろうなと思う。
「こんなもの、映像でしょう? トリックなのよ」
「霊なんて存在しないのです。不思議な現象はすべてプラズマで説明できます」
「霊なんていませんって」
与党か野党かは知らないけど、この三人は霊を信じていないのであろう。
だから除霊費用を無駄だと考え、菅木議員に文句を言いに来たわけだ。
「そういう細工はないのだがな。第一、この部屋のドアは開かないであろう? 誰が細工するのだ」
悪霊が封じられているので、『十三号会議室』は普段鍵がかかっていた。
万が一にも、間違ってドアが開けられないようにするためである。
「鍵を借りてくればいつでも開けられるじゃないの。そうだ! 無駄な十億円を追及するため、この『十三号会議室』に悪霊なんていないことを証明してあげましょう」
「それがいい。プラズマで説明できますから」
「私もつき合いましょう。この件を追及するのです!」
この三人、野党議員のようだ。
『十三号会議室』の中に入り、悪霊なんていないことを証明し、税金の無駄遣いだと与党を追及してやると張り切り、ドアの鍵を取りに行ってしまった。
「菅木の爺さん。あの三人、マジで死ぬぞ」
「だよね。無謀にも程があるよ」
「無知って凄いのね。なんにでも挑戦してしまうんだから」
涼子が随分と辛辣な言い方をしたが、菅木の爺さんによると、彼らは当選一回目の野党議員だそうだ。
「ここで政府を追及して名をあげ、次の選挙にというわけだな。悲しいかな。有力な地盤がない政治家は人気投票みたいなものだからな。とにかく目立たなければならず、その手っ取り早い方法は政府、与党批判というわけじゃな」
与党と政府の税金の無駄遣いを追求し、テレビに映って目立つ作戦か。
実は、もの凄く命がけなことをしようとしているのだが、肝心の本人たちが気がついていないという。
ちょっと滑稽でもあった。
「その前に死ぬけどね。野党の偉い人に止めてもらえばいいじゃない」
野党でも政治家を長くやっている人なら、危ないからと止めてくれるかもしれない。
俺は菅木の爺さんに、野党の偉い人に教えてあげたらと意見した。
「止めたに決まっているではないか。当選回数が多いほど、『十三号会議室』の悪霊たちを信じているのだから。多分、聞く耳持たなかったんだろうな。残念だが、こういう輩は定期的に出現してな。除霊師で選挙に当選した奴が、『十三号会議室』を除霊しようとして死んだ例もある。ちょっと冷静になれば、その除霊師も自分の実力では『十三号会議室』に手が出せないことを理解できたはず。初当選で、興奮のあまり自分を見失ったがゆえの悲劇であろうな」
「なるほどね」
選挙に当選するって大変そうだから、受かると嬉しさのあまり我を忘れてしまう人もいるのか。
「鍵を持ってきたわ!」
「霊を騙るプラズマを確認してあげましょう」
「『十三号会議室』があれば、新しい委員会の立ち上げに使えるではないですか」
「あのぉ……『十三号会議室』の中に入るのは止めた方がいいと思いますよ」
聞いてくれるかどうかはわからないが、俺は念のため三人に『十三号会議室』に入らない方がいいと忠告してみた。
止めもしないで死なれると目覚めが悪いからな。
忠告したのにそれでも入るのであれば、それは自己責任なのでもう知らないけど。
向こうの世界にもこういう無謀な人たちがいて、そういう連中ってどういうわけか根拠のない自信に満ち溢れているんだよな。
そういえば、あの岩谷彦摩呂もそういう種類の人間か。
彼には、桁違いの悪運があるけど。
「君は若いわね。菅木議員のような悪党に騙されて、除霊師なんてインチキ商売は辞めなさい。あなたたちもよ」
三人の中の女性議員は、俺たちに除霊師なんてインチキ商売は辞めるようにと警告してきた。
彼女からすれば、まだ人生をやり直せる未成年者たちへの親切なのであろう。
双方、完全に噛み合っていなかったけど。
「霊など存在せず、プラズマだとわかれば彼らも更生するでしょう」
「未成年者を騙す菅木議員のような悪徳政治家を糾弾してこそ、我らの正義なのですよ」
「そうね。これは大々的に追及しないと駄目よ」
「そうだな。その前に、プラズマの確認をしよう」
「では、入るぞ」
俺たちが制止するのも聞かず、三人の国会議員たちは『十三号会議室』に入ってしまった。
「裕ちゃん?」
「ああ、『十三号会議室』ね。この仕組みを作った平賀源外は凄いな」
ドアの鍵は、あくまでも外部の人間が立ち入らないようにするためで、ドアが開いていても悪霊たちが出て来ることはなかったのだから。
現代ではまず考えられない、技術力の高い封印であった。
「あの人たち、バカなことをしたわね」
「だよなぁ……」
なにより凄いのは、『十三号会議室』に多数いる、選挙に当選して政治家になりたい。
落選してしまったが返り咲きたい。
そんな悪霊たちの前に、当選した彼らが姿を晒す。
当然、その結果は悲惨なことになるわけで……。
「ドウシテ、オマエラノヨウナムノウガトウセンシテ、オレガァーーー!」
「オマエガシネバ、オレガクリアガリデ!」
「シネ! ギインハシネ! オレニデバンガマワッテクルマデ!」
三人は、政治家の悪霊たちよりも、政治家になれなかった、返り咲けなかった人たちの悪霊に責め立てられ、恐怖の絶頂に陥れられてしまった。
「プラズマなんじゃないの? 消えないじゃない!」
「精巧なプラズマなんですよ! これは悪霊じゃない」
「おいっ! 俺を誰だと思っているんだ! 除霊師! 助けろ!」
「そうよ! 私は未来の女性総理候補なんだから!」
「プラズマを消してくれ」
三人は、ほんの数分前に詐欺師扱いしていた俺に、助けろと大声で命令してきた。
なんというか……いい性格をしていると思う。
「こういう人じゃないと政治家になれないんだね」
「つまり、戸高高志は意外と政治家向きとか?」
「そんなわけないじゃないの。裕君、どうするの?」
「準備にあと一時間ほどかかるからなぁ……だから止めたのに……悪霊に呪い殺されて終わりだな。あんたらの代わりは補選で選ばれるから死んでも問題ないか」
政治家なんて、そんなに珍しいものでもないからな。
補充は容易であろう。
俺がもう救出は間に合わないなと言うと、三人はそのまま気絶してしまった。
「たくっ、口ばっかだな」
本当に死なれると困るので、事前に三人に霊力によるバリアーを張っておいてよかった。
間近で悪霊たちに襲われるシーンを見たので、三人は気絶してしまったけど。
「裕、こいつらが気絶するまで待っていたのか?」
「意識があってごちゃごちゃ言われるとうるさいから。それにしても、この『十三号会議室』の仕組みは凄い」
「そうなのか? ワシはその手のことに詳しくなくてな」
『十三号会議室』は、国会議事堂に集まってきた悪霊たちをすべてここに閉じ込めてしまう。
そして、除霊も意外と楽だった。
なぜなら、聖五方陣や、その他『十三号会議室』のみに効果が限定するような仕掛けを用意しなくても、ドアの前で強力な治癒魔法をかければ、部屋中にその効果が拡散するのだから。
「一発治癒魔法をかけて終わりだな」
『十三号会議室』のドアの前で強力な治癒魔法をかけると、それだけで悪霊たちは消え去ってしまった。
実に簡単なお仕事なのに、十億円もくれるなんて悪いようだ。
「本当に悪霊がすべて消えたな。まあ、またすぐに『十三号会議室』には悪霊が集まるだろうがな」
「人間の業は深いよね。そんなに政治家になりたいのかな?」
「そういう人も一定数いるってことよ、相川さん」
「せめて、死後に悪霊になって迷惑かけないでほしいわね」
それは仕方がないな。
未練がある政治家志望者のみならず、たとえ政治家になれたとしても、死後悪霊になってしまう人はいるのだから。
それに、選挙で当選できない人たちが悪霊にならないよう、選挙に当選させてあげるわけにいかないのだから。
人間には常に不満があり、死後にそれを餌として悪霊が誕生してしまう以上、悪霊の発生を完全には防げない。
「さてと。救護班を呼ばないとな」
あの気絶している三人には必要だろうな。
「菅木の爺さん、これで仕事は終わりか?」
「わざわざの出張すまなかったな。竜神様たちはいい顔をしなかったであろう」
竜神様たちは、俺が戸高市を離れるのを嫌がる傾向にあった。
今回はすぐに戻って来いとしか言われていなかったが、寄道はしない方がいいのか。
「東京観光したかったなぁ」
「聖域の封印がすべて解ければ、多少の融通は利くようになるはずだ。新婚旅行まで取っておけ」
「えーーーっ、聖域の解放にそんなにかかるのか?」
「知らんな。すべては竜神様の思し召しどおりなのでな」
せっかく東京まで来たというのに、俺たちはすぐに戸高市に戻る羽目になってしまった。
ちょっと悔しかったので、東京土産は大量に購入したけどな。
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