30 カメ型メカローバー ケサーダ

<登場メカ>


カメ型メカローバー ケサーダ


<登場回>


第30話 エルドラドの冒険者たち


<舞台>


コロンビア ボゴタ


<お宝>


エルドラドの黄金の船


<解説>


 舞台はコロンビアのボゴタ、黄金郷おんごんきょうの伝説として有名なエルドラドの財宝探しです。


 いまさらではありますが、このアニメのサブタイトルは毎回、有名映画などの邦題がもじられていて、今回のものはアラン・ドロン主演の映画「冒険者たち」から来ていると思われます。


 そもそもアニメのオープニング・テーマ曲が、THE ALFEEさんの「冒険者たち」であるのは、あるいは今回を見こしてのことだったのかもしれません。


 エンディング・テーマ曲はやはりTHE ALFEEさんの「エルドラド」ですし、盛り上がりを持ってくる気だなという制作サイドのメッセージは、いやおうなく伝わってきます。


 自分などリアルタイムで見ていたとき、この回がひょっとして最終回になってしまうのではないかと、興奮しつつも「もっと見たい!」という気持ちでいっぱいでした。


 ご安心ください。


 全52ですので、まだ続きがあります。


 しかしながら、中盤におけるひとつのクライマックスと言って差し支えはないかと思われます。


 実際にというか、劇中ではOP曲の「冒険者たち」がふんだんに使用されています。


 まるまる劇伴音楽げきばんおんがくのようになっており、燃えたぎることうけあいです。


   *


 メカローバーはカメ型です。


 名前の「ケサーダ」は、エルドラドを探索したといわれるゴンサロ・ヒメネス・デ・ケサーダからでしょう。


 ケサーダの情報はとぼしく、くわしくはわからなかったのですが、スペインの方のようですね。


 見た目はいかにも頑丈がんじょうそうな「カメ」です。


 頭部の下あごが重機のバックホーのようになっているので、ガッツリお宝を探すぶんには向いていそうですね。


 ケサーダにはぶっ飛んだサブシステムがしこまれているのですが、それはまたのちほどに。


   *


 ボゴタの街へ降り立ったモンタナたち一行いっこうは、ギルト博士の指令にあったラモン(CV:梅津秀行さん)という人物を探します。


 そこへスリムとスラムが登場、なにやら女の子をしつこく追いかけています。


 この少女こそ、ラモンの娘モニカ(CV:川田妙子さん)であり、モンタナたちに父のもとへの案内役をになっていたのです。


 スリム・スラムを撃退したモンタナたちは、モニカの案内にしたがって、ラモンのいる奥地へと向かいます。


   *


 エルドラドがあるという奥地には早くもゼロきょうが。


 ラモンさん、考古学者のはずですが、メカニックにも通じているようで、悪者を追い出そうとメカローバーのパーツを奪ったりしていました。


 なにやら潜水服をまとった男性が捕らわれていますが、実は中身はニトロ博士でした。


 ゼロ卿のいつもの勘違いですね。


   *


 お宝を発見したところで、湖の底からケサーダが登場、モンタナたちに襲いかかってきます。


 モンタナはボートを使って、ケサーダを亀甲縛きっこうしばり(!)にしてしまいます。


 カメが亀甲縛りにされるとは前代未聞でしょう(汗)


 一般向けアニメながら、見方によっては相当ヤバいシーンです。


 身動きが取れなくなってしまったケサーダ。


 しかしさすがはニトロ博士、「こんなこともあろうかと」


 なんと、カメの甲羅こうらがせり上がってプロペラに!


 この発想はすごすぎます。


 でも博士、「こんなこともあろうかと」って、ケサーダが亀甲縛りにされることを予測していたんでしょうか(汗)


 飛行したケサーダは空からまた襲ってきますが、ラモンがジョイントのボルトを引っこ抜いていたせいで、プロペラがポンポンとはずれ、湖に撃沈げきちんしていまいます。


 メカローバーとしてはかなりいい部類だと思いますが、ラモンの活躍のせいであまり目立てなかった印象です。


 なんにせよ、今回は山場の連続で、とても楽しめる良回でした。


 読んでくださってありがとうございます。


 次回のメカローバーは機能性が抜群ばつぐんのやつです。


 ぜひお楽しみに。


 それでは失礼いたします。

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