22 カンガルー型メカローバー モコイ

<登場メカ>


カンガルー型メカローバー モコイ


<登場回>


第22話 赤い砂漠の大冒険


<舞台>


オーストラリア エアーズ・ロック(現 ウルル)


<お宝>


涙のルビー(ルビーをあしらった黄金のブーメラン)


<解説>


 今回の舞台はオーストラリアの有名な観光名所のひとつ、エアーズ・ロックです。


 「エアーズ・ロック」はイギリスによる命名であり、現在は現地の先住民であるアボリジニの言葉で、「ウルル」と呼ばれていることが知られています。


 ぜひ、ウルルンと滞在したいですね(コラ!)


 今回のメカローバーは、オーストラリアにちなんだのか、カンガルー型です。


 「モコイ」の元ネタは、アボリジニの伝承に登場する精霊、あるいは悪霊の名前です。


 ゲームの女神転生シリーズにも登場していましたので、ファンとしてはうれしいですね。


   *


 今回はのっけからゼロきょう一味登場のパターンです。


 主人公モンタナの前に現れ、催涙さいるいガスで眠らせた挙句あげく、遅れてやってきたアルフレッドとメリッサから、ギルト博士からの指令が録音されたレコードを奪い取ってしまいます。


 ニトロ博士の飛空艇ひくうてい(?)の中でレコードをかけますが、なんと勘違いで、それはモンタナが通信販売で三か月も待ってやっと届いたという女性アーティストのものでした。


 肝心かんじんのレコードはアルフレッドがちゃんとたずさえていたのです。


 しかし通販で三か月待ちとは、ア〇ゾンのある現在では考えられませんね。


 プ〇イム会員なら下手をしたら三日以内に届きます(汗)


 脱線してしまいました。


 ところでいまさらな説明ですが、モンタナはいとこであるアルフレッドの母・アガサおばさんが経営するレストランのご厄介やっかいになっている形です。


 本編では触れていませんが、何か複雑な事情がありそうですね。


 設定資料とか公開してほしいものです。


 とにかく、下手こいたゼロ卿らは結局、モンタナたちのあとを追うことに。


   *


 無事にエアーズ・ロックにたどり着いたモンタナたちは、さっそくお宝の探索をはじめます。


 このとき、ゼロ卿は謎のレーダーによって彼らのいどころをつきとめていました。


 おそらくケティのどこかに発信機をしこんでおいたのでしょうが、それを装着するシーンはでてきていません。


 しゃ、しゃく……


 な、なんでもありません。


   *


 エアーズ・ロックを登るモンタナたちの前に、ブーメランを装備した戦士の少年(CV:優希比呂さん)が立ちはだかります。


 アボリジニにとっての聖域だという理由から、モンタナたちを侵入者と見なしたのですね。


 しかしこのキャラクターで声が優希さんとくれば、覇王大系リューナイト世代には、アデュー・ウォルサムを想起せずにはいられません。


 スタッフさん、わかってます(汗)


 そこに一味の乗った飛空艇が登場、パラシュートで木製のコンテナが落下してきます。


 着陸しようとしますが、スリムとスラムにからかわれたゼロ卿がステッキを振り回してレバーが作動、パラシュートがはずれてコンテナはさかさまに落下してしまいます。


 それをブチ破って、中から今回のメカローバー・モコイ登場!


 カラーリングは例により蛍光色けいこうしょくのピンク色で、カンガルー型だけに歩行は基本的にジャンプです。


 自動車のタイヤについているようなサスペンションやダンパーなどが確認できます。


 ジャンプするメカローバーはティテュオスに続いて2体目でしょう。


 エアーズ・ロックに降り立ったゼロ卿は、どこかにひそんでいるであろうモンタナたちへ向け、お宝のありかを白状はくじょうするように要求します。


 が、例の少年はあろうことか、ゼロ卿を「勇者」だと思い込んでしまいます。


 「勇者はカンガルーに乗ってやってくる」という伝承があるからなようですが、ちょっと短絡的たんらくてきな気もします。


 まあ、そこはアニメですから。


 ゼロ卿は芝居を打って自分が勇者だと少年に信じ込ませ、涙のルビーのある場所へ案内させようとします。


 なかなか臨機応変な人だったのですね。


 てか、信じるなよ!


 ゼロ卿が役者としてすぐれているのかもしれませんが……


 とにかく、少年ごとモコイに乗り込んで、一味はエアーズ・ロックの中へ。


 モンタナたちは後追いするハメに。


   *


 メリッサを待機させて、モンタナとアルフレッドがようやく内部にたどり着くと、すでにゼロ卿一味がお宝を発見していました。


 泉の底からルビーが見えるので、モコイのバキューム機能で吸い出すことに。


 しっぽが開いてホースが出てきます。


 スラムの手こぎプラス動力による機動という感じです。


 これまでは完全手動のパターンも多かったですから、今回はけっこう予算があったのかもしれません(汗)


 ゼロ卿はまんまと涙のルビーをゲットしますが、そこでわなが作動、「本物の勇者であれば作動はしない」という理由から、ようやく少年は偽物にせものであることに気づきます。


 遅すぎますし、「お前は本当の勇者ではない!」とか、変わり身が早すぎます(汗)


 洞窟のあちこちからカッターのようなブーメランが発射され、縦横無尽に飛び回ります。


 全員、身動きが取れなくなった中、少年は罠を止めようと駆け出します。


 優希さんヴォイスで「僕は行く!」とかヤバいでしょ(汗)


 「覇王ウォームガルデス!」級のパンチ力です(オイ!)


 壁に描かれたカンガルーに見事ブーメランをヒットさせ、無事に罠をストップさせることに成功します。


 安心したゼロ卿はお宝を持ち去ろうとしますが、なんとここで洞窟の中に天の声が響き渡ります。


 水と雨の精霊・ワンドジーナ登場!


 まさかの神降臨です!


 「許してほしければ、宝を置いて立ち去れ!」と一味に告げます。


 おそれおののいたスリムはゼロ卿から涙のルビーをひったくり、ワンドジーナのほうへ投げてしまいます。


 キャッチしたその手には腕時計が。


 バレバレだったとは思いますが、はい、メリッサでした。


 スリムとメリッサのバッテリー、何気にすごいですね(汗)


 てか、今回は芝居が多いです。


 だまされるやつも多すぎます(汗)


 とにかくこうしてお宝を奪還し、モンタナたちは逃走することに。


 いかくるったゼロ卿。


 ニトロ博士にあとを追うよう命令します。


   *


 モコイの目はスコープになっていて、耳もどうやらアンテナのような機能があるっぽいです。


 それが器用に稼働してモンタナたちをサーチ、ジャンプしながら追跡します。


 扉のすきまをぬって脱走する主人公勢に対し、モコイは物理的な大きさから岩壁いわかべに激突してしまいます。


 しかしそのあと力わざで破壊したところを見ると、パワーもなかなかにあるようです。


   *


 エアーズ・ロックから脱出したところで、しつこく追いかけてきますが、モンタナの機転によって、モコイは砂の中に足を取られ、動けなくなってしまいます。


 ところがケティで飛び立とうとするところに再びモコイ登場!


 どうやって脱出したんだ!


 そのシーンがないところを見ると、やはり、尺……


 いえ、やめておきましょう(汗)


 ともかくなかなかの粘りを見せてくれますが、今回は演出が秀逸なのか、しつこいという印象はあまりないですね。


 おなかのポケットからボクシング・グラブ状の爆弾をゴソゴソと取り出して腕に装着し、それを発射してケティを攻撃します。


 「グラブ」の先っちょにスイッチがついていて、これが物体に触れると着弾する仕組みになっています。


 カンガルーとボクシングの組み合わせはイメージとして昔からありますが、個人的には名作ゲーム「ワギャンランド2」の一面のボスを思い出します。


 ともかく、思わぬ切り札の登場に、モンタナたちは一転、ピンチに。


 しかし、少年が涙のルビーを使って空中の「グラブ」を叩き、見事スイッチに命中して爆発、モコイは衝撃波によって吹き飛ばされ、ついにリタイアとなりました。


 俺たちにはまぶしすぎる光だ(え?)


 その勇気を目撃したメリッサは、「勇者って、あの子のことじゃない?」とつぶやきます。


 もう、何も言うことはありません(涙)


 どうしてブーメランなんか作ったんだい?(悪ノリ!)


 失礼しました。


 今回はとにかく演出が細部まで練られていて、息のつく暇もない良回でした。


 優希さんのファンであることを抜きにしても、楽しめることうけあいです。


 なんだかえらく長くなってしまいましたが、それだけすばらしい出来だったということでご容赦ようしゃください。


 ところで、本編では紹介されていませんでしが、エンドクレジットによると少年の名前は「トシバ」というのですね。


 「アデュー」じゃないんだ(ん?)


 今回は砂漠だったから次回は海かな~(汗)


 読んでくださり、ありがとうございます。


 またお会いしましょう。


 失礼いたします。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る