21 カバ型メカローバー ベヘモス
<登場メカ>
カバ型メカローバー ベヘモス
<登場回>
第21話 王様と私・ジンバブエの黄金
<舞台>
ジンバブエ グレート・ジンバブエ遺跡
<お宝>
マトペの財宝
<解説>
今回のメカローバーはカバ型、名前「ベヘモス」の元ネタは聖書に登場する怪物からです。
「ベヒーモス」の発音で、ゲームなどでもおなじみですね。
見た目はピンク色のカバです。
確かカバの汗はピンク色だったような?
大きな
*
豪華客船の上で、スリムとスラムがなにやら少年を相手にピーター・パンごっこに興じています。
実はこの少年こそ、モノマトペ王国の国王ムタウイ(CV:小粥よう子さん)だったのです。
声が小粥さんだけに、ボールは友達な少年を想起せずにはいられません(汗)
国王とはいっても子どもですから、スリムとスラムは
さすがは翼くん!(コラ)
スラムの足を引っかけていましたが、これがサッカーなら重大な反則です(え?)
その様子にゼロ
王からなにやら秘密を聞き出そうとしているようです。
*
いっぽうモンタナ、アルフレッドとメリッサは、海の上を飛ぶケティの中にいました。
例によって機内で、無線にてチャダからギルト博士の指令を受けます。
ムタウイ王に接触し、ジンバブエに伝わるマトペの財宝を守れとのこと。
ゼロ卿が狙っていたのはそれだったのですね。
そんなわけでケティは客船に横づけして着水します。
*
モンタナはムタウイを王だと気づかず、生意気なガキだみたいに
そしてニトロ博士に連絡し、メカローバーを
て、なんとこのとき、メカローバーは大型客船の
メカはともかく、ニトロ博士は耐えられてたんでしょうか?
頭に血が行ってまたヤバいことになってないかと心配してしまいます。
「アイアイサー」とか冷静に答えてますから、どうやら大丈夫のようです。
*
王を連れた一味はスラムの運転するバイクで船首へ。
勢いよく海へ向けジャンプしますが、そこへタイミングよくベヘモス登場!
バイクごと
メカがカバだけに、スラムは「ナイス・カバー!」とか言ってしまいますが、もしかしたら声優であるチョーさんのアドリブが採用された形かもしれません。
ゼロ卿はモンタナをあざ笑い、
*
ジンバブエの広い草原をのそのそと移動するベヘモス。
ムタウイから「
スリムとスラムが必死で制止します。
ゼロ卿は王にマトペの財宝のありかを聞き出そうとしますが、もちろん彼は拒絶。
目にもの見せてやるわモードですね。
そこで、ベヘモスの大きな口が垂直に開いてドリルになりました。
この発想は単純にすごいと思います。
それが回転し、大切な遺跡の一部である壁を破壊しはじめます。
本当にゼロ卿は、お目当てのお宝以外はどうでもいい人なんですね。
さすがの王も折れて案内をしいられることに。
アニメだから許されるとしても、やっていることはなかなかメチャクチャです。
遅れて到着したモンタナたちも、王のあとを追うことに。
*
ついに財宝を見つけたゼロ卿一味ですが、罠が作動したドサクサで王とお宝をモンタナに
ゼロ卿はニトロ博士に出動を
それほど
トロッコで逃げようとするモンタナたちのあとからベヘモス登場!
しつこく追いかけてきます。
カバの鼻穴から油を放射して、モンタナたちの乗っているトロッコにぶちまけますが、さすがにこれは汚い気がします(汗)
油をかけたら次は火でしょう(え?)
口の中から小型カバを発射して、ライターの要領で着火しようとします。
けっこうめんどくさいシステムですよね。
最初から爆弾でも
やはり予算の都合でしょうか。
ところがなかなか火がつかず、モンタナに蹴りを入れられ、小型カバはベヘモスの残り油たっぷりの口の中へ。
あわわ……
ベヘモスは派手に炎上してしまいます。
モンタナは「カバのかば焼き」などと言ってしまいます。
ここはあえてつっこまないことにしましょう(汗)
「バラバラにしてくれる!」という気持ちはわかりますが、トロッコ用レールの上で推進力を失い、あえなく落下してしまいます。
冷静さを欠いては天才も台無しですが、「重量オーバーです」と言い訳する様はなんだかかわいいです。
*
最終的にモンタナとメカローバーの一対一(?)対決みたくなって、ミサイルまで発射するのですが、滝つぼに叩き落されてリタイアとなりました。
「事情と説明したまえ!」といつものゼロ卿のセリフに、「
じゃあ聞くなよ!
てか、聞かなくてもわかるだろ!
まあ、そこがこのアニメのよいところですから。
脱出を命じるゼロ卿に「年の順じゃ!」とニトロ博士。
見苦しいですが、やはりお茶目ですね。
*
今回はメカローバーも多彩でしたし、ストーリーとしてもよくできている回だと思います。
いかにも冒険という演出が楽しめますし、モンタナとムタウイがだんだんと打ち解けていく描写がグッときますね。
シリーズ全体として、個人的にこの回あたりから本領が発揮されてきた気がします。
豪華声優を起用したゲストキャラが登場しはじめるのもここらへんからですし。
今回も読んでくださり、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
それでは失礼いたします。
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