母に対して想う。。。

母に対しては


いろんな想いがある。。。


はちゃめちゃで破天荒で


不倫にアルコールにと


母にとっては長い散歩のような家出から


十数年の末帰って来たら


以前にも増して怖くなっていた


近所の人の通報で家にパトカーが来たこともあった


ちょっとしたバイオレンスの日々だった


わたしに対する被害妄想も強くて


お酒を飲むともっと怖くなり


わたしに当たるようになり


何かあるとわたしがやったと


夜昼となくわたしの部屋に入って騒いだ


わたしは怖くて眠ることが出来ずに


止むを得ず自分の部屋に鍵をつけた


それが母の怒りを呼んで


家から出て行けと言われて


冷蔵庫も洗濯機もお風呂も使うなと言われた


こころのやり場のないわたしは


何度もオーバードーズで自殺未遂してしまった


安心できる居場所がなくなってしまったわたしは


緊急避難的に主人のところにいさせてもらって


そのまま今に至る


今だにまだ


母がとっても怖くって


電話で話しただけでも


言われたことに対して


二、三日身体の調子が悪くなる


わたしを守ってくれていた父が亡くなった後は


自分で追い出しておいて


今度はいろんな用事を作って


夜昼なくわたしを呼び出そうとする


救急車を呼んで置いて追い返して


救急隊員の人に連絡を取らせたりしたこともあった


その要求もまたメチャクチャで


どこも悪くないのに病院に入院させてくれとか


病院の人にも早く出て下さいと言われたり


ご近所トラブルを起こして


騒音を出したり防犯カメラで近所の人を取って迷惑をかけて


母に代わって謝りに行きどうにかしてくれと言われたり


父の相続の手続きの時にも


わたしがお金を取ると思っていて


それでもわたしが手続きしてあげないと


銀行口座も使えないので


母が隠していた通帳をやっと出して来たので


使える手続きをしてあげた


相続手続きも


わたしのことを信用していない母は


変な行政書士の人に相続手続きを頼んで


騙されて何倍も代金を取られそうになったので


わたしが謝りに行って断って


結局わたしがいろいろ回って手続きして


後は提出だけだったのに


司法書士の方にお願いして提出だけしてもらった


そんなことまるでわかっていない母は


わたしは何もやってくれなかったと


声だけかけてくれた他の人に世話になったと言って


もうそんなことに疲れ切ってしまって


今は少し距離を取っている


それでも家族だから何かあったら助けてあげようと思っている


普通では出来ない体験もいろいろしたけど


振り回された分


今いろんな意味で


生きて行く力をもらったのかも知れない。。。


そんなこんながいろいろあって


わたしはわたしなりに


踏ん張って来れたのかなって思う。。。


いろんなことがあって


弱っぴなわたしのこころを強く鍛えてくれた


今は戦友のような気持ちである


苦労した分


世界一掛け替えのない主人とも廻り逢えて


精神的な繋がりも出来た


人生どっかで辻褄が合っているのかなって感じる


今までの苦しみもみんな無駄じゃない


今までの幸せもみんなに還元出来たら


またいつかきっと自分に戻って来るから。。。

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