第2話
キスして20分。
まだ顔が熱い。
「にゃはははは……………」
猫か?朱音は。
「おい?おーい?」
「にゃはは………はっ!?」
「おっ!?びっくりした!」
「えっと、なに?」
「ホットパンツのボタンとチャック、あいてるからみえるぞ」
しっかり黒のレース、見えてる。眼福。
「へ?あ、ほんとだ」
なんでそんなに冷静?
………………………おっと。俺の息子さん、落ち着こう!?バレたら面倒だから!!
「ふんふん。およ?」
あー、ズボンを引張るな。
ん?
「へー?」
「あ」
やばい、バレた!!
「やっぱり、恢の息子、素直!」
「だまれぇぇええええええ!!!!」
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------
「ねぇ、悪かったから、機嫌直して?」
「はぁ。分かったから」
俺がすねたら、謝まられた。
「そうそう、今日荷物届くよー」
「あぁ、朱音の?」
「うん!」
ほう。朱音の荷物ねぇ。
気にならないな。ごめん気になる。
まぁ、夜這いしてくるの以外は普通だから可愛いものが多いんだろうなぁ。
『ピンポーン』
「はいはーい」
朱音が出た。朱音のだもんな。
「おーい、恢ー!手伝ってー!」
やっぱり荷物か。
行ってみると、
「おおくね!?」
「なにおう!?」
大きいダンボール5つ。玄関埋まっちゃってるよ!?
「3つは服だから」
多すぎ。女子だから仕方ないのかもしれないけど。
1個部屋潰そうかな?
とりあえず1番手前の箱を開けよう。
「ちょおと待って!?」
「ん?」
あ、開けたわ。
中のものは、下着。
「…………………………見た?」
「………………………見てない」
「1番上の下着、白だった?」
その手には乗らん!
「さぁ」
「まぁいいや」
い、言ったらどんな反応するのかな?
「黒」
「やっぱり見てんじゃん!!!!」
「お前、履いてたの見られても動じなかったのに?」
「めっちゃ恥ずかしかったよ!!!!」
まじか。
「それは、ごめん」
「いいよ?何ならストリップショー見る?」
「見ません!!!」
恥ずかしかったのにそれ言うか!?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます