想いの詩らべ。。

第三話 愛するこころの中に。。。

ある日

突然ことのであります

目が見えなくなったり

耳が聞こえなくなったり

互いに争い合って命を奪い取るという

得体の知れない奇妙な疫病が流行り出しました。。。

始めは何が原因かわからず

感染を怖れた人々は

それぞれの家に引きこもって

だんだんに絆が断たれて

どんどんこころが孤独に追い込まれて行きました

ある人は

人の悪いところばかりに目が行き

一日中悪口ばかり考えていました。。。

ある人は

足りなくなった食料や資源を

他人から奪い取ることばかり考えていました。。。

こころは殺伐として荒れて行きました

そんな中で

一握りの人間が

こころの繋りを

最後まで諦めずに信じ続けて

みんなが幸せになることを

こころの中で一生懸命に考えていました。。。

そうするとその地域だけが

だんだんに

この未知の疫病から回復して行きました

みんな何が違ったのか

未知の疫病に対する答えや

ワクチンを捜し始めていました

そしてついに発見されるのでした

他のところと違っていたものは

昔からみんなのこころの中にあった

互いを『愛するこころ』でした。。。

こころを貪る未知の恐怖の疫病に

もっとも効果があったのは

みんなが忘れがちな

人との絆やこころを大切にする

人を『愛するこころ』の中にあったのでした。。。

人と人のこころは

互いに影響し合ってる

時には理不尽だと感じることが

こころならずも起こってしまう時もあるけれど

きっとあなたはひとりじゃない。。。

同じように感じている人はきっとどこかにいるはず

同じようにこころに痛みを感じて

正しいことは正しいと

間違っていることは間違っていると

勇気を出して声を上げられる

一握りの人がいれば

きっと世界は変えて行けるから。。。