Magical Wars ～Legend of Red Dragon～

第6話 地獄のメルビン（6）

　洞窟を抜けると、そこは広い部屋だ。部屋には多くの骸骨が転がっている。

「ここは、どこ？」

「わからない」

　部屋は静かだ。ただ、死体の匂いがプンプンする。

「ここでみんな殺されたのかな？」

「きっとそうだろう」

　突然、部屋に転がっていた骸骨が動き出した。

「な、何だ？」

「わからない」

　骸骨は他の骸骨と合体していき、より巨大なドラゴンゾンビになった。

「こういう仕掛けだったのか！」

「どんな奴が襲い掛かってきても、俺の拳で叩きのめしてやる！」

　巨大なドラゴンゾンビが襲い掛かってきた。

「炎の裁きを！」

　バズは魔法で巨大な火柱を起こした。だが巨大なドラゴンゾンビはびくともしない。

「天の裁きを！」

　サムは魔法で強烈な雷を落とした。それでもびくともしない。体力が高いようだ。

「えいっ！」

　レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。だがドラゴンゾンビには全く傷をつけられない。

「食らえ！」

　マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。この攻撃も全く効かない。

「ガオー！」

　巨大なドラゴンゾンビは目を光らせた。突然、マルコスとサムは苦しみだし、倒れた。

「不死鳥の力を、我に！」

　サラは不死鳥となって、マルコスとサムを復帰させた。

「炎の裁きを！」

　バズは魔法で溶岩を起こした。巨大なドラゴンゾンビの体に火が付いた。だが、巨大なドラゴンゾンビの表情は変わらない。

「天の裁きを！」

　サムは魔法で強烈な雷を落とした。それでも巨大なドラゴンゾンビはびくともしない。

「死ね！」

　巨大なドラゴンゾンビは毒の息を吐いた。５人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは表情が苦しくなった。

「食らえ！」

　レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なドラゴンゾンビには全く効かない。

「覚悟しろ！」

　マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。それでもびくともしない。

「ガオー！」

　サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。巨大なドラゴンゾンビは目を回した。

「星の裁きを！」

　バズは魔法で大量の隕石を落とした。巨大なドラゴンゾンビの表情は変わらない。

「炎の裁きを！」

　サムは魔法で巨大な火柱を起こした。巨大なドラゴンゾンビの体に火が付いた。

「グルルル・・・」

　巨大なドラゴンゾンビは灼熱の炎を吐いた。５人は大きなダメージを受け、レミーは倒れた。

「食らえ！」

　マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。それでも巨大なドラゴンゾンビはびくともしない。

「グルルル・・・」

　サラは灼熱の炎を吐いた。巨大なドラゴンゾンビの表情は変わらない。

「命の奇跡を！」

　バズは魔法でレミーを復帰させた。

「炎の裁きを！」

　サムは魔法で巨大な火柱を起こした。巨大なドラゴンゾンビは少し表情が苦しくなった。

「無駄だ！」

　巨大なドラゴンゾンビは瞑想で体力を大きく回復した。

「くそっ、食らえ！」

　レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なドラゴンゾンビはびくともしない。

「覚悟しろ！」

　マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。だが巨大なドラゴンゾンビには全く効かない。

「ガオー！」

　サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。巨大なドラゴンゾンビの表情は変わらない。

「グルルル・・・」

　巨大なドラゴンゾンビはバズに噛みついた。バズは一撃で倒れた。

「命の奇跡を！」

　サムは魔法でバズを復帰させた。

「それっ！」

　レミーは姿を消して、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なドラゴンゾンビはびくともしない。

「覚悟しろ！」

　マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。それでも巨大なドラゴンゾンビはびくともしない。

「ギャオー！」

　サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。巨大なドラゴンゾンビは目が回った。

「グルルル・・・」

　巨大なドラゴンゾンビはレミーに噛みついた。レミーは一撃で倒れた。

「命の奇跡を！」

　バズは魔法でレミーを復帰させた。

「炎の裁きを！」

　サムは魔法で巨大な火柱を起こした。巨大なドラゴンゾンビは熱がったが、すぐに表情が元に戻った。

「食らえ！」

　マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。巨大なドラゴンゾンビは少し表情が苦しくなった。

「ガオー！」

　サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。巨大なドラゴンゾンビは表情が苦しくなった。

「無駄だ！　諦めろ！」

　巨大なドラゴンゾンビは瞑想で大きく体力を回復した。

「炎の裁きを！」

　バズは魔法で巨大な火柱を起こした。巨大なドラゴンゾンビはびくともしない。

「天の裁きを！」

　サムは魔法で強烈な雷を落とした。それでも巨大なドラゴンゾンビはびくともしない。

「食らえ！」

　レミーは姿を消して、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なドラゴンゾンビの表情は変わらない。

「グルルル・・・」

　巨大なドラゴンゾンビは死の息を吐いた。サムとレミーとバズは倒れた。

「くそっ、こうなったら・・・」

　サラは空高く飛び上がり、炎をまとって体当たりした。巨大なドラゴンゾンビは一気に表情が苦しくなった。

「とどめだ！」

　マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。巨大なドラゴンゾンビは大きな悲鳴を上げて倒れた。

「お、お前、まさかその技は、炎竜神マグスの技・・・」

「そうよ、思い知った？」

　巨大なドラゴンゾンビは驚き、息絶えた。

「不死鳥の力を、我に！」

　サラは不死鳥になって、サムとレミーとバズを復帰させた。

「まさか、またサラがあの技でやっつけたのか？」

「うん。とどめを刺したのはマルコスだけど」

　サラは倒れた巨大なドラゴンゾンビをじっと見ていた。

「相変わらず手強い」

「早く進みましょ」

　５人は部屋を後にして、この先の暗い洞窟に進み始めた。その洞窟も上り坂だ。どれだけ上ったんだろう。

「どれだけ上ったんだろう」

「どこまで行けば頂点にたどり着けるんだろう」

　バズは汗をかいていた。だが、世界を救わねばならないという使命が後押ししていた。

　下の光が見えなくなった頃、敵が襲い掛かってきた。２人の骸骨の剣士と２匹のベリアルとケルベロスのゾンビと死神の魔法使いだ。

「炎の裁きを！」

　バズは魔法で巨大な火柱を起こした。６匹は全くびくともしない。

「星の裁きを！」

　サムは魔法で大量の隕石を落とした。それでも６匹の表情は変わらない。１匹のベリアルは笑みを浮かべている。

「天の裁きを！」

　死神の魔法使いは魔法で強烈な雷を落とした。５人は大きなダメージを受けた。マルコスは一撃で倒れ、レミーは体がしびれた。

「ガオー！」

　ケルベロスのゾンビはサラとサムとレミーに噛みついた。３人は大きなダメージを受け、レミーは表情が苦しくなった。

「死ね！」

　骸骨の剣士は光り輝く剣でレミーを突いた。レミーは一撃で倒れた。

「食らえ！」

　もう１人の骸骨の剣士はサラを突いた。だが、サラにはあまり効かない。

「不死鳥の力を、我に！」

　サラは不死鳥となって、マルコスとレミーを復帰させた。

「死ね！」

　ベリアルは持っていた槍でサムを突いた。サムは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。

「覚悟しろ！」

　もう１匹のベリアルは光り輝く槍でレミーを突いた。レミーは一撃で倒れた。

「命の奇跡を！」

　バズは魔法でレミーを復帰させた。

「星の裁きを！」

　サムは魔法で大量の隕石を落とした。６匹は大きなダメージを受けた。死神の魔法使いは倒れ、２匹のベリアルは少し表情が苦しくなった。

「食らえ！」

　マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。ケルベロスのゾンビは少し表情が苦しくなった。

「息絶えろ！」

　ベリアルは光り輝く槍でバズを突いた。だがバズは倒れない。

「死ね！」

　もう１匹のベリアルは何度もレミーを突いた。だがレミーはびくともしない。笑みを浮かべている。

「食らえ！」

　骸骨の剣士は光り輝く剣でマルコスを突いた。マルコスは一撃で倒れた。

「ガオー！」

　サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。５匹は大きなダメージを受け、２匹のベリアルとケルベロスのゾンビは表情が苦しくなった。

「息絶えろ！」

　骸骨の剣士はサムを何度も突いた。だが、サムの表情は変わらない。効いていないようだ。

「命の奇跡を！」

　バズは魔法でマルコスを復帰させた。

「炎の裁きを！」

　サムは魔法で巨大な火柱を起こした。５匹は大きなダメージを受け、２匹のベリアルとケルベロスのゾンビは倒れた。

「食らえ！」

　レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。骸骨の剣士は少し表情が苦しくなった。

「グルルル・・・」

　サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。骸骨の剣士は倒れ、もう１人の骸骨の剣士は目が回った。

「死ね！」

　残った骸骨の剣士は光り輝く剣でサムを突いた。サムは一撃で倒れた。

「命の奇跡を！」

　バズは魔法でサムを復帰させた。

「食らえ！」

　レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。骸骨の剣士は少し表情が苦しくなった。

「覚悟しろ！」

　マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。骸骨の剣士は表情が苦しくなった。

「とどめだ！」

　サラは灼熱の炎を吐いた。骸骨の剣士は倒れた。

　５人は前を向いた。暗くて前がよく見えない。どこまで洞窟は続いているんだろう。

「どれぐらい登ったんだろう。まだ頂上じゃないのかな？」

　サムは上を見た。光が見えない。洞窟の出口はもっと先のようだ。

「まだまだ長い」

「気合を入れていこう！」

　と、洞窟の壁に光り輝く宝石がある。

「ここにも宝石が！」

「何があるんだろう」

　今さっきは閻魔大王が閉じ込められていた。今度は何が閉じ込められているんだろう。

「何これ？」

　サムは驚いた。宝石には地獄の様子が映し出されていた。ゾンビが重労働を課せられている。彼らはゾンビになってまで過酷な重労働を強いられている。しかも永久にだ。全部メルビンが仕組んだことだ。許せない！　早く彼らを救わねば！

「こんな事されいるんだ」

「メルビン、許せない！」

　サラは母のことを考えた。ひょっとしたら、ここに母もいるんだろうか？　きっとゾンビになってまでここで重労働をやらされているだろう。でも、ゾンビと化しては誰が母かわからない。サラは悔しかった。

「先を急ぎましょ！　もうすぐ洞窟を抜けるみたいよ」

　５人は洞窟の出口に向かって走り出した。だが、あと少しの所で敵が襲い掛かってきた。２人の骸骨の剣士と２匹のケルベロスのゾンビと２匹のドラゴンゾンビと死神の魔法使いだ。

「炎の裁きを！」

　サムは魔法で溶岩を起こした。７匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。

「星の裁きを！」

　バズは魔法で大量の隕石を落とした。それでも７匹はびくともしない。

「大地の裁きを！」

　死神の魔法使いは魔法で大きな地響きを起こした。５人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。

「それっ！」

　レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。死神の魔法使いは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。

「グルルル・・・」

　ケルベロスのゾンビは灼熱の炎を吐いた。５人は大きなダメージを受け、マルコスの体に火が付いた。

「ガオー！」

　もう１匹のケルベロスのゾンビはサラとマルコスとレミーに噛みついた。３人は大きなダメージを受け、レミーは一撃で倒れた。

「覚悟しろ！」

　マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。死神の魔法使いは大きなダメージを受け、ますます表情が苦しくなった。

「死ね！」

　骸骨の剣士は光り輝く剣でマルコスを突いた。マルコスは一撃で倒れた。

「息絶えろ！」

　もう１人の骸骨の剣士はサラを何度も突いた。だが、サラにはあまり効かない。

「不死鳥の力を、我に！」

　サラは不死鳥となって、マルコスとレミーを復帰させた。

「グルルル・・・」

　ドラゴンゾンビは毒の息を吐いた。５人は大きなダメージを受けた。サムは表情が苦しくなり、レミーは毒に侵された。

「ガオー！」

　もう１匹のドラゴンゾンビは灼熱の炎を吐いた。５人は大きなダメージを受け、サムは倒れた。

「命の奇跡を！」

　バズは魔法でサムを復帰させた。

「天の裁きを！」

　死神の魔法使いは魔法で強烈な雷を落とした。５人は大きなダメージを受け、マルコスは体がしびれた。

「それっ！」

　レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。死神の魔法使いは倒れた。

「食らえ！」

　マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。ケルベロスのゾンビは少し表情が苦しくなった。

「ガオー！」

　少し表情が苦しくなったケルベロスのゾンビは氷の息を吐いた。５人は大きなダメージを受け、レミーは氷漬けになった。

「グルルル・・・」

　もう１匹のケルベロスのゾンビはマルコスとレミーとバズに噛みついた。３人は大きなダメージを受け、マルコスは倒れた。

「死ね！」

　骸骨の剣士はサラを突いた。だが、サラには全く効かない。

「息絶えろ！」

　骸骨の剣士は光り輝く剣でサムを突いた。だが、サムは倒れない。

「ガオー！」

　サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。６匹は大きなダメージを受け、１匹のケルベロスのゾンビが倒れた。

「グルルル・・・」

　ドラゴンゾンビは灼熱の炎を吐いた。４人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。

「ギャオー！」

　もう１匹のドラゴンゾンビはサムに噛みついた。サムは大きなダメージを受けたが、びくともしない。

「命の奇跡を！」

　バズは魔法でマルコスを復帰させた。

「星の裁きを！」

　サムは魔法で大量の隕石を落とした。５匹は大きなダメージを受け、ケルベロスのゾンビは表情が苦しくなった。

「それっ！」

　レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。ケルベロスのゾンビは倒れた。

「死ね！」

　骸骨の剣士は光り輝く剣でマルコスを突いた。マルコスは一撃で倒れた。

「食らえ！」

　もう１人の骸骨の剣士はバズを突いた。だが、バズの表情は変わらない。

「ガオー！」

　サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。４匹は大きなダメージを受け、２人の骸骨の剣士は少し表情が苦しくなった。

「グルルル・・・」

　ドラゴンゾンビはサラに噛みついた。だが、サラには全く効かない。

「ガオー！」

　もう１匹のドラゴンゾンビは毒の息を吐いた。５人は大きなダメージを受け、レミーは毒に侵された。

「命の奇跡を！」

　バズは魔法でマルコスを復帰させた。

「星の裁きを！」

　サムは魔法で大量の隕石を落とした。４匹は大きなダメージを受け、２人の骸骨の剣士は表情が苦しくなった。

「それっ！」

　レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。骸骨の剣士は倒れた。

「死ね！」

　骸骨の剣士は光り輝く剣でレミーを突いた。レミーは一撃で倒れた。

「ガオー！」

　サラは灼熱の炎を吐いた。３匹は大きなダメージを受け、骸骨の剣士は倒れた。

「グルルル・・・」

　ドラゴンゾンビは氷の息を吐いた。４人は大きなダメージを受け、マルコスは氷漬けになった。

「ガオー！」

　もう１匹のドラゴンゾンビはサムに噛みついた。サムは表情が苦しくなった。

「命の奇跡を！」

　バズは魔法でレミーを復帰させた。

「大地の裁きを！」

　サムは魔法で大きな地響きを起こした。２匹は大きなダメージを受け、１匹のドラゴンゾンビは表情が苦しくなった。

「食らえ！」

　レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。ドラゴンゾンビは倒れた。

「覚悟しろ！」

　マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。残ったドラゴンゾンビは少し表情が苦しくなった。

「とどめだ！」

　サラは灼熱の炎を吐いた。ドラゴンゾンビは倒れた。