とても興味深かったです。
好きなタイプと苦手な人タイプが同じというのも、なるほど、そういうのもあるのだろうと思いました。
この主人公は私の小学生の時に凄く似ていて、それもとても共感た理由かもしれません。モテはしませんでしたが。
それで幽霊ですが、私も子供の時は見たことあるので、これも興味引かれました。私の場合は霊感の強い弟に引きずられていたんだと思います。
この物語の一番面白い点は彼と主人公の見ている幽霊が違うってところですよね。同じ少女なのに見えてるパーツが違う。
凄く面白いです。
そして、彼はたぶん性格の通り、少女の想いには気付かず、主人公だけ分かる。
人間、どんなに肉価値観が似ていても、全く同じ感覚を共有はできないんだろうなあと感じさせられます。
そして、主人公の一言が少女の霊が人の形に戻った理由なのかな? ちょっとその理由までがしっかり分からなかったのですが……。
成仏まではできなかったみたいですけれど。
とても印象深いお話でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます
とても深い読み方をして下さり恐縮です
わたしも、ある時期だけ幽霊というか、怪異を見ることがありました
その時は、付き合っていた女性がやはり見える方でした、引っ張られていたんですね
これってこの作品と合わせ鏡になっている体験なんです
最後のシーンについて理由は一応用意していますが、物語は作者から離れれば読者のものです
作品はすべて可愛い子どもなのは変わりませんが
読んだ方の様々な捉え方が増えていって、作品が成長してくれると嬉しいです
是非これからも感想をお聞かせください、もちろん気が向いた時でかまいません
※近況ノート読ませて頂きました、無理なさらず気軽に立ち寄って頂ければ幸いです
誰かを好きになることは単純なものじゃないなというのを理解させられる話ですね。
タイプで割り切れたりしなくて、もっと根底に流れてるものでお互いを繋いでる感じがいいですね。
幽霊の使い方でこんな出し方もはじめてなので、それもよかったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます
吊橋効果とでもいいましょうか
恋愛と怪談って相性がいいと勝手に思っています
両方とも表層の感情がぐらついて、お言葉を借りて言えば『根底に流れているもの』を露わにされてしまう
素敵な感想ありがとうございました