第48話『追放された元公爵令嬢の成れの果てってもう手遅れ!? 実の兄に殺されて転生したのに! じゃあ輪廻屋を開きたいです。』宣伝します。

 こんにちはタカナシです。

 本日はマスケッターさまの作品紹介です。

 今回も長編と短編ですので2日間に渡りお送りさせていただきます。


『追放された元公爵令嬢の成れの果てってもう手遅れ!? 実の兄に殺されて転生したのに! じゃあ輪廻屋を開きたいです。』ジャンル:異世界ファンタジー

作者:マスケッター

https://kakuyomu.jp/works/1177354055072309915


あらすじ:

 輪廻屋……人間やそれに近い生き物の死体を別な生き物に輪廻させる商売。高額な報酬さえ払えば当人そのものへ生き返るのも可能。


 転生先でそんな商売を思いついたリジッタ、『生前』は中倉利津子。彼女は本来、十七歳の女子高校生で薄い本を作ったり死にまつわる真面目な学術書を読むのが趣味だった。利津子は両親を早くに失い、兄の孝とつつましやかに生きてきたはずだった。


 ある日、利津子が目を覚ますと目の前に悪魔がたっていた。驚く間もなく悪魔から伝えられた事実、それは、質素な生活に耐えられなくなった孝が悪魔と契約して利津子を毒殺したという。

 悪魔のもたらした選択肢から、利津子は敢えてチートなしの異世界転生を決断した。


 彼女は滅亡した公爵家の最後の令嬢、リジッタとして身分を世にはばかりつつさる隊商の責任者を引き継ぐことになる。

 目的は、稼いだ金品を悪魔に捧げて元の世界に復活すること。

 平凡な商売では中々らちが開かないと踏んだリジッタは、死者を様々な生き物にさせる『輪廻』を請け負う仕事を思いついた。


推しポイント:

生活苦に敗れた実兄に毒殺された高校生女子・中倉利津子が異世界で滅亡した公爵家の忘れ形見・リジッタとして復活し、隊商を切り盛りする物語です。


1話感想:

 すごくキャッチ―な作品。

 個人的にこの設定は面白くて好きです!

 1話目から、今後の展開に色々と想像できそうですが、どんでん返し部門参加作品なので、このあとも一筋縄ではいかない内容になってそうですね。

 あらすじにも推しポイントにも書いていないのですが、この主人公の目的が転生後にお金を稼いで現世で生き返ることにあるのが珍しく、また生き返ることへの納得感もあるのが素晴らしいですね。ただの転生モノではないです!

 転生(?)理由もすごく良くて、昨今の異世界転生に飽きて来た人に是非おススメです。

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