どんでん返し後、絶句した……そして涙が出る程願う、「真の平和」を……
- ★★★ Excellent!!!
- 無雲
作者様(一式鍵様)とは長い付き合いなんですが、この作品を読んで改めて一式さんの中の熱い想いを感じました。
戦争とは
平和とは
人類が答えを出せないテーマ、「真の平和」とは何なのかを考えさせられました。
私は政治にも歴史にも明るくないので、難しい感想は言えないです。
ただ、「誰もが当事者なんだ」という登場人物の言葉が凄く印象に残りました。
他人事でも対岸の火事でも何でもない。
人類に生まれた以上、いや、この地球に生まれた以上、誰もが当事者なんだ。
今読了したばかりでまだ絶句状態からなかなか抜け出せないのですが、確かに「とてもやさしい終わり」でした。