仲田蓮謙 自由律俳句集

作者 仲田蓮謙

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目次

連載中 全93話

更新

  1. 仏壇の柿がいつまでもかたい
  2. この染みには思い出がない
  3. 雨は止んだが帽子で行く
  4. 坊主のベスパだった
  5. よくわからないバンドTシャツのせいで話しかけられる
  6. 弱冷車だった
  7. 嫌味な奴のメッキが剥げたメガネ
  8. 帰った仲間の悪口楽しむ
  9. モノクロフィルムなら先に言ってほしかった
  10. あの店が無い
  11. 入口でネギを栽培している店に入る
  12. 思ったよりも氷が多いグランデだった
  13. 生搾りじゃないならコーラにした
  14. ピンポンダッシュした家も空地になった
  15. 煙の少ない線香を見張っている
  16. 献杯忘れ故人の金で酒を飲む
  17. 思い出が無い話さず帰る
  18. 今日ぐらいは土の道を歩く
  19. 咲いたまま落ちている
  20. 形見の肩幅が広い
  21. 懐しいと思ったら賞味期限切れだった
  22. エコバッグが無い両手で抱える
  23. また一軒つぶれた帰り道
  24. 賛同なくただ池に月
  25. 去年より暗い蛍のあかり
  26. CMだと面白かった
  27. エンドロール後に続きがあった
  28. 無難なお菓子を持っていく
  29. 変な服をわざと着ている
  30. 中古の元高級車に煽られている
  31. 茶渋が残ったパッキンを見つめている
  32. 一口で店を出る
  33. 世間体気にしてスーツで出て行く
  34. 飯時の縁側に魚置いておく
  35. 高いハンドクリームをケチって使っている手
  36. けなすところを急いでさがしている
  37. 探し物忘れて思い出に浸る
  38. 当たらないなら素振りでよかった
  39. 渡しそびれたTシャツが小さい
  40. 取る柿もない街に居る
  41. 山歩きまでにアスファルトで疲れている
  42. 言い訳探してゆっくり歩く
  43. 嘘ついて膨らんでいる鼻
  44. フライドチキンでも食べたかのようなリップクリームのあと
  45. 夕食前にこそこそ菓子食う背中が小さい
  46. こぼされても大丈夫なように無糖を出す
  47. 知らぬ間に汗かかなくなった風呂上がり
  48. 窓際の望遠鏡に埃と蜘蛛
  49. 雨音に消されたテレビの声が気になる
  50. やけに明るい空見て嫌になる
  51. 晴れ間に本干して居る
  52. 何度も刺してくる蚊を追いかけている
  53. 白くなり始めた息見て風にあたっている
  54. ジムより余程良い山路に猪が居る
  55. 筋トレばかりして無駄に飯を食う奴だ
  56. ホームで誰かを見送っていた背中が悲しい
  57. 内容見ずにいいねされている
  58. バイクを盗みそうな不良につけられている
  59. 音楽の教師だけ張り切っている
  60. ハッカを入れすぎふるえている
  61. 手にする前の給付金を当てにしている
  62. 古いパソコンを叩いている
  63. いつまでも夏のような空だ
  64. 歩み寄った作品ばかり注目されている
  65. イヤホン外し雨を聴いている
  66. 星一つなら要らなかった
  67. 人見れば口開く鯉だ
  68. 干からびたメダカ見て立ち去る
  69. 庭の竿竹に雀が来た
  70. 決められた物を食う
  71. 眠れない部屋が青い
  72. 役作りではなく態度が悪いだけだった
  73. おしゃれぶってボロい看板を飾っている
  74. イジメではないと教師がイジメている
  75. 生徒より教育委員会を気にしている
  76. いつまでも伝統が残る学校に通う
  77. 体育教師が口を出し始めた
  78. 時間外だからと取り合わない教師だ
  79. 知らないポケモンの方が増えていた
  80. 雨音で起きてまた眠る
  81. 意味もなく靴を磨く
  82. 下着が無い濡れた水着で立ち尽くす
  83. うるさい奴だ茶が冷めた
  84. カバーバージョンの方が良かった
  85. 久しぶりにまともな服を着て行く
  86. シャコタンには大人しかった奴が原付を煽り始めた
  87. 金を払ってまで葡萄を狩らされている
  88. 買えもしない車の性能にけちをつける
  89. 安い自転車で追い抜く
  90. ハロウィンには人が変わりそうな奴だ
  91. 同い年のアイドルが卒業する
  92. 祭りの後に茶碗叩いている
  93. 咳ばかり聞こえる朝の路地