第4弾 男三人、狂気のスイーツを食す。

【元の作品:https://kakuyomu.jp/works/1177354055090507322


「はい、受け取りました。『男三人、狂気のスイーツを食す。』より参りました、シロと申します」


「同じく下長しもながだ」


新井田にいだっす」


「今回はオフトークということで、我々の裏話をするということですよ」


「……する話なくないっすか?」


「だな」


「お二人がやる気ないのでしたら、わたくしが勝手に語らせていただきますね」


「ちょ、それはダメっす!」


「なら、真面目にトークに参加してください」


「おう……チッ」


「めっちゃ舌打ちするじゃないっすか……」


「さて、この作品を書いた原因は、書き手さんが『英雄クロニクル』というゲームの掲示板で唐突に投下したカオスソロールですね。何がしたかったのかは不明です」


「思ったことを自キャラに仮託したんだよな……」


「そんなわけで、俺たち三人にも元になったオリジナルキャラがいて。俺は軽薄なノリの元研究者『イアゴー』、下長さんはキレキャラの人外『レイアーティーズ』。そんでシロさんは予知洗脳記憶操作精神操作その他諸々チート能力のオンパレードな預言者『バンクォー』っすね」


「ええ。書き手さんが『チートは二度と書いてたまるか!!』と固く決意したきっかけのキャラクターですので、書き手さんにはえらく嫌われていまして……」


「その割に優遇されてねえか?」


「嫌い嫌いも好きのうちってやつっすよ。向こうのソロール本編では普通に活躍してるっすし」


「そうでもありませんよ。こちら側のわたくしにもちゃんと『白山台はくさんだい』という立派な姓があるにもかかわらず、本編中で名乗らせてくださいませんでしたし」


「しゃあないっしょ。書き手さん曰く、『入れるタイミングがなかった』とのことっすよ」


「つかお前、苗字あったのか……」


「なんだと思っていたんですか?」


「ただのデイトレーダー」


「確かにデイトレーダーですが、この八戸に比べて物価が高い東京で、私大の体育学部と薬学部の学生二人を、ルームシェアという名目で養っているデイトレーダーだということをお忘れなく」


「いつものことながらウゼェ……!!」


「アンタなんか持ち株大暴落して泣けばいいんすよ!!」


「ふふ、感謝の心が足りませんねぇ……?」


「な、何だよ……?」


「そう身構えずとも。何もいたしません」


「……本当っすか?」


「それとも、何かしてほしいんですか?」


「ざけんな」


「んなわけないっしょ」


「ふふ……お二人とお話ししていると飽きませんね。それではそろそろお時間です。次の方々にバトンをお渡ししましょうか」


「了解っす。次は企画参加作品『MDCの少年少女』から、夜久やく霧矢きりやさんと高天原たかまがはらゆいさんにお越しいただくっす」


「お楽しみにな」

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