ライク・ア・ムービー

作者 yuri makoto

世界が滅んでから、美しさに気づく。

  • ★★★ Excellent!!!

2000年代、秋田の男子高校生、彩月。
委員長的な役目を便利に押し付けられる学校生活。
次々と彼女ができていく友人には取り残される。
パソコンとSFが好きで、進みたい進路が実はあるが、
認めてもらえなさそうな家庭環境。
閉塞感。

進路や、好きな女子との関係に好転の兆しが
見え始めたとき。
突然、世界が終ってしまう。

……この滅亡シーン、めちゃくちゃ怖い(汗)。

抜け出したかった日常生活。
好きじゃないと思っていた故郷。
ブラウザの外まで聞こえてくるような、血を吐くような絶叫。
滅んで初めて、失ったものの美しさに気づく。

読了した瞬間に、星3押していました。
(レビューは遅くなりましたが)
お薦めです。

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