第12話 異世界への招待

「これはここに置いて!よし!」

さとし、さつき、はじめ、さやかの4人は地球人を枠によって呼び出す準備をしていた。皐月がココに置いたのは『建物ライト(インテリアライト)』が入った自販機だ。一人5個ぐらいなら取り出せるし無料だ。

そしてこの星にバリアーを張った。


税だとか土地の権利だとかそういうのは無しというルールを作りたかったが。そのルールはなしで行くことになった。ちなみにこの星はまだ成長を続けてる。


空き地に集まった4人!

「よし!!ココに置くぞ!」

人が居ないときを見計らってトラックが2台は同時に楽々通れる枠を置いた。高さも十分ある。下の方は埋めてある。今回のは1mぐらいの長さで短いトンネルと言った感じだ。倒れない機能が付いているので倒れる心配はない。なにより、このゲートには宇宙空間対応と同じものが人に作用される。異世界側の生き物がこっちのゲートに出てこれないようになっている。




しばらくすると人が集まってくる。

「おお!デッカイ枠が増えてるぞ!!!」「トラック用のゲートかな?」



ゲートの中に入って行き今回は景色が違うことに気づく。

地球ではありえない植物に光る植物そしてスライムが居た。

しばらく経って戻る頃には両手に光る草と暗い草を持っていたり、スライムを持ち帰ろうとしてゲートに弾かれ「俺のスライムがぁ~~」と言ってる人が居たりした。


2回目以降に入ると異世界に入ったところにある家建てライトの自販機に気づく人が多くなり家を建てる人が多くなる。

「そいえばのど渇くねここ!飲み物の自販機でも置いておこうか?」

「そうだなさつき!」

水とお茶の無料の自販機をあちこちに置くことにした。


ある回数入ると、コンビニが建ってることに気づく。

「おお!コンビニだ!あっちのコンビニは見たことないな」

「お金は$マークが付いてるね 表記は英語だけだし。お客さんも外国人の人ばっかりだな!ここは$専門店ってことか?」

「そうみたいだね!」


ある程度移動してみると。勝手に農耕機で耕してる人があちこちにいる。もしかして畑を作ってるのか。

「でもこんなとこに畑なんて作っても雨なんて降らないぞ?」

「いや!ちゃんと上見てみてよ?」

「あれ?雲???」

「ちょうど恒星の距離がいいところに作ったおかげだね」

「でもこの星まだ成長段階だぞ?畑なんか作ったら・・・」

「どうなるんだろ・・・」

「その言い方だと家も大丈夫なのか?」


ノートに建物や畑などの部分は避けて星が成長するように書いた。

「これで大丈夫だ」


「なんか疲れた!!聡!家を建てて休もうぜ!」

「おう!!」

大きめな家を建てて皆で休む事にした。


空き地が近場なせいもあってか。同級生が先ほどからちらほら見える。


「おお!サトシにハジメじゃん!ここ来てたのか!」

「ああ!今から家建てようと思って」

「もしかしてあのライトか?」

「そそ!家で休もうと思って!」

「おお!俺らもその近くに家建てようかな?」

「建ててくれ!」


その後であったケンジやトウタも近くに家を建てた。



さつき はじめ さとし さやか以外にも10人ほどの同級生がこの近くに家を建てた。多分もう少ししたらまた増えると思う。


ゲートでは道路部分と歩道部分が分けられていたり。このゲートはずっとつながっているのだろうか?と言う話題があったり。引っ越そうかなという話し声が色々聞こえた。


家を建てる人はゲート付近に集まった。あまりにも多くの人がゲート付近に家を建て始めたので。道路分は残しておいてくれと線を書かれたらしい。

「聡!異世界側にもゲートもっといっぱい作らないか?」

このハジメの発言によって大きめなゲートが30個ゲート付近に現れた。

そのうち一つのゲート先ではスライムが増産されており。『スライムゲート』と呼ばれている。異世界同士のゲートであれば、スライムは出入りできる。
















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