応援コメント

6月 災害、500円、膝の温もり」への応援コメント


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    どうすべきだったのか、どうすべきなのか、すごく難しい出来事だと思いました。保護者として子供に言うのであれば、ひとつの回答みたいなものは思いつくし、用意できる(しなければならない)と思うのですが、それがこと自分の身に起こった場合、どうするのが「正しい」のか、すごく難しいですね。
    その電車がローカルな電車なのであれば、恐らくその人はもっと人の多い路線で、駅員さんにマークされるほどそれを繰り返してきたんでしょうね。何度も、何度も。近隣で起こった大災害を出して、そう多額のお金を所持していないであろう学生さんに懇願して、最低賃金に満たないお金で「静かに」なる、そこまでその人を追い詰めたのはなんだったのだろう、とも思いますし。
    わたしも高校生の頃、知的障害のある男性が時間を尋ねるのを無視し続けたことがあります。平日の夕方よくいる方で、はじめはみんな、話しかけられた女の子は時間をこたえ、電車が何分後に来るのか教えてあげるのです。でもひとたび目を合わせて話をしたら、その人は顔を近づけ身体をぴったり寄せて離れてくれない。遊びにいこう、と繰り返す。よくよく見ると、その人は近くにどれだけ人がいようと、女子高生にしか話しかけないんです。それが目的だったんだと思います。だから、その人に何度か遭遇したことのある女の子はその人の問いかけを無視したし、なにも知らない友人が応えようとしたらその子を引っ張って遠ざけました。今振り返っても、同じ状況になったら同じようにするだろうと思います。大人として遭遇したら、高校生を助けてあげたいとは思いますが。
    でも、辿々しい口調で時間を訊ねる人を無視し続けた記憶は、引っ掛かりとして残っていて、どうするのが「正しかったのか」今でもわからないままです。


    ただ、ひどく悲しいなと思いました。その人がもう、誰かの膝に手をおいてお金をねだるほど、困窮していなければいいなと思います。

    作者からの返信

    自分を守るためには、人を無視するくらいのことは許されると考えるべきなのでしょうね。積極的に攻撃するわけでないなら。

    とは言え、簡単にそう割り切れるくらいならこんなことを考える必要もないんですよね。たしかに、あの人が困ってたのは事実だったろうし。こういう場合、何が「正しい」か、ということが一番大切なわけではないのかも知れませんが……。

  • なんとも表現し難い出来事ですね……。

    ですが、500円を渡したのはベストではなかったにしろ、ベターではあったのかもしれないなと感じました。
    そうしなければ、もっと怖い目に遭う恐れもあるからです。
    そして保護者にそのことを伝える。学生にはそれが限界のように思えます。

    大人である今なら、(断れるなら)断るべきかもしれませんね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    そうですね。あの時点ではあれが最善だったかもしれません。ただなんとなく後味が悪いんですよね。何年も印象に残ってるぐらいですから。

    大人になった今では、たぶん言ってこないでしょうね。相手を見てるだろうから……。