第9話 ハロウィンと悪夢

 10月も終わりに近づいてきました。

 街の装飾がハロウィン仕様に変わってきましたね。

 ハロウィン限定のお菓子などもよく見かけるようになりました。


 例年、都内でのにぎわいがニュースで報じられていますが、今年はどうでしょうね?

 さすがに自粛ムードでしょうか。

 去年、最寄り駅でスーパーマリオのコスプレをしている人を見かけてびっくりしました。

 都会でなくてもいるものですね。




 今年は4月から仕事を減らしたせいか、思わぬ変化がありました。

 それは、「悪夢」を見なくなったことです。

 私にはとても大きな変化でした。


 以前はよく怖い夢を見ました。

 知らない人に絡まれたり、交通事故を起こしたり……。

 誰かが死んだと告げられた夜もありました。

 そのために夜中に目を覚ますこともしばしば。

 警告めいたものを感じて、覚えている限り悪夢をノートに書き残した時期もありました。


 それが、不思議なもので今ではまったく見なくなりました。

 おかげで、経済的には乏しいものの、日を重ねるごとに精神的な潤いを取り戻してきたように感じます。

 その影響は創作活動にも及んでいるようです。

 ここ数日は、苦しい峠を乗り越えて、精神的に満たされながら筆を進めることができました。




 おかげさまで、新作は8万をこえました。

 ただ、書きたいことはまだまだあって、最終的には11~12万字くらいになりそうです。

 つい長引いてしまう点も、今の私の課題のようです。


 今回は児童小説のようなテイストなので、文章も固くならないようにと心がけています。

 漢字で書くところを平仮名表記にしたり。

 ただ、これは昔から行っている作業で、私のなかで好きな漢字とそうでない漢字とを選別しています。




 さらに、今回の作品からは『漢語』と『和語』について考えるようになりました。

 例えば、


・幽霊と遭遇した。

・幽霊と出くわした。


 こんな感じです。

 「遭遇した」では固いので「出くわした」を採用しています。

 他の例がすぐには思いつきませんが、例えば「普段」を「いつも」と書きかえたり、時々そんな作業をしています。



 ただ、言い換えがむずかしい場面もあって。

 最近、悩んだのは


・先輩に指摘された。

・先輩にたしなめられた。


 「指摘」という言葉がどうもしっくりこない。

 実はこの場面、単に先輩から「眠そうね」と声をかけられるだけなのです。

 別に注意を受けたわけではありません。

 だから、眠そうだと「指摘」されることはあっても、「たしなめられる」ことはないのです。

 最終的には、


・「眠そうね」と先輩に指摘された。

・「眠そうね」と先輩に笑われた。


 「指摘」という言葉をまったく使わないアプローチでまとめました。




 『和語』の柔らかさ、美しさにもっと早くから目を向けておけばよかったなと思います。

 皆様は、表現上なにか工夫されていることはありますか?

 あればうかがってみたいです。

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