かつての月

作者 雨月

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★★★ Excellent!!!

終わってしまってよかった恋愛というものは、他人の視点からしか生まれない。

たとえ結ばれなくても、道ならぬものでも、確かに当人たちの心には残る。

終わってしまった恋愛、しかしそれを偲ぶことは、この物語の核心の言葉を通して行われて、とても美しい。

そんなひとときを味わえる物語。

★★★ Excellent!!!

──かつて愛した、その人。
長い歳月が過ぎても、想いは失せはしない。
色褪せはしても……覚えている。

お互いの恩師の通夜で再会した二人。

私の秘めたる想いは──。
彼の気持ちは、いま。

哀しく儚い、過去に想いを馳せる。

夜空に浮かぶ月を、
その秘めたる意味を……。
美しく印象的に描いた物語。

★★ Very Good!!

千字ほどの恋愛小説です。
非常に読みやすく、世界観にぐっと惹きつけられる魅力があると思います。

恋という感情はいつになっても忘れないもので、登場人物が懐古するなかでそれがきれいに流れていきます。

タイトルの「月」も、非常に想像しやすいと思います。
読んで後悔はありません!!