第48話 乙女座 シャカ

 ギリシア、サンクチュアリの十二宮のひとつ処女宮を守護する黄金聖闘士。

 神に最も近い男と呼ばれる黄金聖闘士。

 その実力は折り紙付きで数で押せばいいということではないんだなと思わざるを得ない聖闘士。

 通常時は第七感セブンセンシズを高めるために目を閉ざしている。

 両目が開くと奥義・天舞宝輪を発動、かけられた相手は感覚を奪われるという、えげつない技を放つ。

 一輝と対峙することになるが、アニメ版では処女宮で初対面だが、原作では外伝でデスクィーン島で暗黒聖闘士討伐の際に接触がある。

 シャカは究極の小宇宙であるセブンセンシズを超えた第8感『阿頼耶識』に目覚めている唯一の人物とされている。

 神に近しいとは自分でも自覚しており、その容姿からは想像できないほど冷徹。

 自分と神の違いは慈悲を持たないことだと言い放つほどである。

 無慈悲な神、それはただの悪魔である。

 彼の基準なんだろうが良心があれば生かし、無ければ殺すという2択で決着を付ける解りやすい基準を設けている。

 デスクィーン島で一輝に止めを刺さなかったのは、その基準からだ。

 ハーデス編では冥界に行くために禁忌の業『アテナエクスクラメーション』を受け冥界でアテナを護衛していた。


 ちなみに一輝の五感を奪ったことで一輝の小宇宙が飛躍的に高まり一輝と共に消滅したが、ムウに救われた。


 黄金聖闘士が束になっても倒せないくせに、行動の基準に偏りがある難者である。

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