愛を紡ぎなさい。何が、あっても。
※現在、一時休載中です。
母親の死をきっかけにWebサイトで創作活動を始めた俺・凪崎翔太は、大学二年生の夏を迎えようとしていた。学部研究、サークル活動、友達、先輩、後輩。どこに切り取ってもそれなりの大学生の生活だが、それは家族との決別の果てに手に入れた孤独な世界でもあった。
そんな俺の一人暮らしに、ある日、とある美少女が混じるようになった。
今まで見ていた世界。それが正しいなんて思えない時もあった。彼女が俺に見せてくれたものは、それをすべて、すべて、飲み込んで溶かしては、その溶け残りの不味さを感じさせなかった。
愛が世界を救う。そんな夢物語を、俺は垣間見たのかもしれない。
※1:作中に登場する地名は実在しますが、学校名、団体名、WebサイトやSNSなどは架空のものを設定しています。第三者の権利を侵害する可能性のある内容を避けるためですので、ご了承ください。
※2:強姦等の過度で直接的な性“描写”はありませんが、人によっては気分を悪くされる可能性のある内容が含まれますので、読者様個人の判断でよろしくお願いします。(そういったエピソードが含まれている場合は作者の判断で各話で前書き注意を設けます)
※3:一部流血を伴うようなシーンが含まれますが、過度で直接的な描写は避けております。また内容や設定として過酷なものが含まれます。対処については※2を参照してください。