6体目のスーツ! 魔剣のナノ粒子拡散!!

奈良県明日香村にて死闘を繰り広げる、セーラー服邪神「森山純」と、藤村岬・海津丈・名護龍樹・吉崎巧ら「ナノBURSTスーツ」戦士たち。


彼らは森山純から【かつて自分自身が所持していた属性能力】による攻撃を受けていた。


藤村岬は炎に焼かれ、海津丈は岩石に打たれ、名護龍樹は水攻めにあい、そして吉崎巧は「ハイパーダークインフィニティー」という、かつての自分の必殺技をパワーアップさせたものに苦しめられていた。


吉崎巧は叫ぶ。


「みんなー! 一旦ナノBURSTスーツを解除しろー!!」


吉崎の言葉に驚く、丈と龍樹。


「何を言いだすねん、吉崎! 今スーツを解除したら、わしらはひとたまりもないで!!」


「そうですよ吉崎さん! 僕なんか、スーツを解除したら、まともに歩くことさえできない!!」


藤村岬だけが冷静だった。


「そっか、そうだよね・・・。みんな! 自分自身がオールドタイプであったことを思い出すんだよ! 私たちはもともと、火や地や水や闇の属性の戦士! 私たちなら、かつての自分の属性攻撃に耐えられるはず!!」


吉崎巧と藤村岬は、ナノBURSTスーツを解除した。


「どないなっても知らんで、ホンマに・・・」


海津丈と名護龍樹も、ナノBURSTスーツを解除する。


セーラー服邪神、森山純は、魔剣フルオッグソードを振りかざし、4戦士にトドメの一撃を加えようとしていた。


が、突然、邪神森山純は、頭を押さえて苦しみだした。


「レ、レインさん・・・。レインさんが近づいている・・・」


吉崎巧が叫んだ。


「目覚めるんだ! 我が妹、光の戦士、純!!」


魔剣フルオッグソードから放たれた、炎や岩石、水や暗黒のパトスを、オールドタイプ4戦士は、決死の覚悟で【吸収した】。


「どうだいみんな! 身体の具合は!?」


「ヤリマン! 属性パトスが元に戻ったで!!」


「僕も! 両足に力が入る!!」


「・・・! 藤村! 海津! 名護! 成功したぞ!!」


火と地と水と闇の、オールドタイプ4戦士は、邪神森山純から、属性パトス奪還に成功した。


が、その時、魔剣フルオッグソードが「ナノ粒子拡散」され、森山純は、【謎の光の属性スーツ】に身を覆われた。


吉崎巧が刮目する。


「・・・! 光の属性スーツ!? 6体目のスーツだと!?」


藤村岬も続く。


「しかし、今の純ちゃんからは、光のパトスが感じられない・・・!?」


善と悪の心の間で苦しむ、光のスーツを着た森山純は、時空の彼方へ消えてゆく。


唇を噛みしめる吉崎巧。


「ここまで来て、今更愛しい妹を失ってたまるか!!」


吉崎巧は、ナノBURSTスーツを装着、更に自らの闇のパトスの力によって、【ハイパーダークナイト】と変身した。


吉崎に続き、藤村岬、海津丈、名護龍樹も、ナノBURSTスーツを装着する。


「吉崎! 自分の力を過信して、深追いするんじゃないよ! 今の純ちゃんを追いかけて、ただで済むと思っているのかい!?」


「このスーツは元を正せば、あの緒島剛専用スーツ! 一度くらいなら瞬間移動できる能力が残っているはずだ! 後は私に任せて、お前たちはジーザスエンドへ向かえ!!」


時空の彼方へ連れ去られようとする、謎の光のスーツに包まれた森山純。


それを追いかける、ハイパーダークナイトとなった吉崎巧。


【オールドタイプ6戦士 最後にして最強の戦士 辻山憂歌の運命はいかに!!】

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