25話 家庭菜園編
半刻後(一時間後)……
夫は八雲をおんぶして室戸の山中を歩いていました。
夫 「ぜ~ぜ~ まだかい?(意外に重たいぜよ・・・疲れたぜよ・・)」
おんぶされてる八雲😸 「にゃ!(後一里のトコロに同じフンの匂いを感じるにゃん! がんばれにゃん!!)」
夫 「どうや? お腹の調子はもう大丈夫やろう? 自分で歩けんか?」
八雲😿 「にゃう~ん・・(まだ痛くて動けないにゃん・・・痛ててっ)」
夫 「そうか? 治ったら歩けぜよ・・(ジロリッ👁👁)」
八雲😿 「・・・(もう治ってるけど、やっぱりおんぶがラクにゃん・・(ニヤ)」
そんな夫と八雲を、木陰から見つめる影が……
🎀◉◉🌳 👨😸
妹◉◉🎀「ぎゅ・・ (アイツ(夫)は・・確か・・おにいちゃんを殺そうとしたヤツ? さては・・ワタシ達一家が畑の野菜を食べたのに腹立てて・・ワタシ達一家を懲らしめに来たんだわ・・・お父さんやお兄ちゃんに報告しなきゃ・・)」
妹タヌキは急いでタヌキ一家の巣へ!
巣には、タヌキ一家が勢揃い(父・母・長男)していました。
妹◉◉🎀「ギュー!! (お父さん!!お母さん!!お兄ちゃん!!)」
慌てる妹タヌキを見た子タヌキ(長男)は、
長男◉◉ 「ぎゅ~? (どうしたんだい? そんなに慌てて? イノシシにでも襲われたのかい?)」
妹◉◉🎀「ギュー! (違うの! 野ネズミを探していたら・・アイツ(夫)を見た・・・)」
父◉◉母◉◉長男◉◉「「「ギュー!? (なんだって!?)」」」
妹◉◉🎀 「ギュー・・・ (きっとアイツ(夫)は・・・ワタシ達一家を懲らしめに来てるのよ・・・)」
長男タヌキはコブシを握り、
長男◉◉「ぎゅー (良い機会だよ・・決着をつけてやるよ・・)」
父タヌキは長男タヌキの肩を触り、
父◉◉「ギュー (息子よ・・・アイツ(夫)を
長男◉◉ 「ギュ・・ (うん・・)」
父◉◉ 「ぎゅ~ (ならば先ずはワシから行こう・・・お前(長男)は大事な我が家の跡継ぎだ。 万が一でも何かあったら大変だ)」
母◉◉💧 「ギュ・・(あんた・・)」
父タヌキは、近くの葉っぱを頭に乗せ・・・
父◍◍ 「ぎゅ~!(ポンポコポン!! 鬼にな~れ!)」
すると・・・
父タヌキは・・・
背丈3メートル以上の、こん棒を持ったマッチョな鬼に変化!!
👹「どうだ~?(笑) うわっはっは!! これならばアイツ(夫)も驚いて家に走って帰るだろう!! がっはっはー!(笑)」
長男◉◉✨ 「ギュー!! (お父さんの得意の鬼変化だね! これなら絶対に勝てるよ! お父さん! 任せたよ!(喜び)」
室戸の山中のタヌキ一家の巣の近くには、
タヌキ一家の巣に近づいた夫と八雲の姿が……
おんぶする夫 「ぜ~ぜ~ 八雲まだかい?(もう疲れたぜよ・・・)」
おんぶされてる八雲😺 「にゃ! (あそこを見るにゃん!)」
八雲は近くにあったタヌキの貯め糞を指差しました!
夫 「あれは?フンじゃ! という事は、すぐ近くに性悪タヌキ一家の巣があるということぜよ!」
八雲😽 「にゃ~ん (そういう事だにゃん・・・ボクはお腹が痛くて一歩も歩けないから後は、お前一人で探せにゃん)」
夫はおんぶしていた八雲を下ろしました。
夫 「分かったぜよ。ワシ一人でタヌキを探してくるから、ココで待ってろぜよ」
八雲は横になり手を枕にして昼寝を始めながら、
八雲😺 「にゃん♪ (じゃ~頑張って来いにゃん♪ ボクはお腹が痛いからココで休んでいるニャン♪)」
夫は、横になりくつろいでいる八雲を凝視…
夫👁👁 「・・・(オカシイの~? いくらなんでも八雲の腹の中の虫はもう消化されてるはずぜよ・・・)」
その時… 八雲は何かに気付きました。
八雲🐱 「にゃ? (うん? 地震かな? 地響きがするにゃん)」
夫 「地響きやと? ワシはなんも感じんぜよ?」
八雲は起き上がり!
八雲😾 「ニャン! (お前は鈍いんだニャン! 巨大な何かが近づいているニャン・・)」
夫 「巨大な何か~?」
大きな鬼👹が茂みから登場!!
鬼を見た夫と八雲は驚きました!!
夫 「ひえ~!!(怯え)」
八雲🙀 「ニャー!!(怯え)」
夫は腰を抜かし! 倒れました!!
八雲は逃走!!
🐈= 👨💦 👹
夫 「ひい~なんで!室戸の山に鬼がおるんじゃ!?(震え)」
鬼は! 大声で!
👹「がっはっはー!! ココはワシの縄張りじゃ!! 喰われたくなければ! 家に帰れ!!(笑)」
夫はすぐさま土下座して!
夫 「帰ります!! 今は腰が抜けて・・歩けませんが! 必ず・・すぐに帰ります!(涙)」
👹「うむ! 治ったらすぐ帰れよ!! (まさかこんなに上手く行くとはな? これで家族の皆(母・長男・妹タヌキ)も、ワシのコトを一家の大黒柱として今まで以上に感じるであろう・・(ニヤ))
その時!
樹木の隙間から! 巨大熊(相撲大会編に登場)が現れました!!
👨 👹 🐻🌳
熊 「ガウ? (あら? あなた様(夫)? こんなトコロで会うなんて偶然ですね♪ うふふ♪ 会いたかった♪)」
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