まぁ、そうだよなぁ……愛が増えると守るものも増えて汚くもなるわ。繋いでいる手が多いと人としての強度が低くなる。人間何も持たないのが一番かもですね。ミニマリストくんたちの気持ちもちょっと分かったり。
八方塞がり気味ですが何かしら手はあるでしょう(ルブランのルパンシリーズで危機感がザル)。巽さんもここまで噛んでさようなら、ってわけにもいかないだろうし、死なば諸共……死んじゃ困るけど……。
ひりつくような人間ドラマもすずめさんって感じで大好きです。この回結構好きかも。難題ほど燃えますよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
チカはチカで、相当苦しい立場でした。初めはサイカに手を貸していたんですけどね……
仰る通り、守るべきものが増えるほど身動きは取りにくくなりますね。
さて、部屋に閉じ込められてしまいました。
ここから逃げ出す手段はあるのでしょうか?
わー、そう言っていただけて嬉しいです!
この回もすごく書き直した覚えがあります。ここからのサイカの心理の動きにも、ご注目ください!
ある命を救おうとすれば、別の命が危険に晒される。
アトリくんとイカルくんのことでもあり、ここではツグミちゃんのことでもあり…
広く言えば実験体とその成果によって救われる人間にもあてはまるわけで、特定の誰かだけを救おうとする難しさを感じました。
命を弄ぶ、とは命を選別すること。
その行為は実験動物に対しても日常的に行われているわけで…科学とはある意味残酷なものでもありますね。
それでもサイカさんは止まることはないでしょう。救うと決めた小さな命を守るために。
サイカさんが、チカさんが、そして巽さんがどう動くのか、目が離せませんー!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうですね……こちらを取ればあちらが、とどうしようもないジレンマが生まれています。
>その成果によって救われる人間
これは確かにその通りですね。いろいろな犠牲の上に成り立っているものがあることを、忘れてはなりませんね。
だとしても、サイカはアトリを守り抜く決意です。
それぞれの行動と思惑にご注目ください!
こんばんは。
うーん。様子がおかしかったですが、やはり脅されていましたか。
しかも話し方から察するに、ツグミのこと、アトリのこと、姉妹の関係や取り巻く環境。あらゆることを天秤に載せた上で、屈するしかないと覚悟を決めた感じがします。チカを逆説得するのは難しそうですね。
前に進むしかない。サイカは強く思えていますが、それも進む先があってのこと。『街』の人たちは、どうやっても進めない壁や地面がないような状況に追い込んでくるでしょう。
まだ巽に連絡した場面に繋がらない気がしますけれども、サイカが彼を頼ろうと決める経緯も気になりますね。
どうなるのー!?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
おぉ、そこまで汲み取ってくださって嬉しいです!
チカはあらゆる方向に葛藤がありました。どうしようもない状況に追い込まれても、全てをサイカのせいにはできなかった。
進む先に宛てがあるのか、少なくとも今この場からは逃げ出さねばならなさそうです。
仰る通り、チカから巽のことを引き合いに持ち出されたのもあって余計に、まだヘルプを出す段階ではありません。
さて、サイカは逃げられるでしょうか?!
あああっ、当たってほしくない予感が……(><)
お姉さんも辛いですよね(><)
『街』め、なんて卑劣な……っ!(# ゚Д゚)ノシ
作者からの返信
コメントありがとうございます!
悪い予感はだいたいその通りになる私の創作物……
姉も苦渋の決断だったと思います。。
卑劣な追っ手から、うまく逃げられるでしょうか?
折角、命からがら「ふくしま」から姉を頼って北九州に来たというのに……。どうやら姉はあちら側かと思いました。姉の子供・ツグミを人質に取られると、やはり躊躇してしまいますね。同じDNAを持つ子供でも、育てると情が沸いてしまう。やはり身近な存在が可愛いのは世の常。姉としては苦しい立場ですね。
(T_T)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
やっと助かったかと思いきや、ここにも既に敵の手が回っていました。
姉も相当苦しかったと思います。我が子を人質に取られて、最初の目的を貫ける人はそう多くないと思います。
しかしサイカとアトリに再びのピンチ。はたして切り抜けられるでしょうか?