於菟奇譚

作者 辰井圭斗

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  • ――へのコメント

    久と寅吉。2人の小説を通しての友情に心打たれました。
    歴史小説ならではの雰囲気と相まって、ラスト一行の余韻の凄さと言ったら……。
    素敵な作品を書いてくださりありがとうございました。

    作者からの返信

    古い作品を読んでいただけてびっくりしています。楽しんでいただけたなら何よりです。こちらこそありがとうございました。

    2021年8月11日 13:50

  • ――へのコメント

     詰めていた息を、ほうっと吐き出しました。何という文章力。子どもの頃、祖父の本棚から取り出して読んでいた懐かしい小説の匂いがして、胸を締め付けます。
     ええ。物語はこうでなくては。寅吉さんは、きっと再読なさるでしょう。永遠の微睡の中、夢を見るでしょう。オットオが吸い込んだ清浄な空気。書かれてはいない、その甘さまでもが感じられます。
    素晴らしい物語でした。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントをいただけて喜んでおります。
    昔の小説の匂いを出せたのならば嬉しい限りです。
    こちらこそありがとうございました。

    2020年10月27日 11:41

  • ――へのコメント

    卓越した文章に感動しました。「最初から読み返さなきゃならん」と言った寅吉さんの台詞がやたら格好良く聞こえました。素晴らしい。

    作者からの返信

    わ、とても嬉しい言葉です。ありがとうございます……!

    2020年10月23日 21:56

  • ――へのコメント

    『WEB小説じゃない小説…』企画に参加いただきありがとうございます。
    主人公がどんなことを考えながら寅吉さんと接しているのか、想像しながら読むのが楽しかったです。
    最後のオチには思わず口角が上がってしまいました。「非道いなあ、」の言葉が染みる気がします。

    作者からの返信

    素敵な企画を立ててくださりありがとうございます。
    そうですね、主人公はあまり(直接には)心情を出さないので想像の余地があるかなと思います。
    最後まで楽しんでいただけたようで何よりです。

    2020年10月23日 15:57

  • ――へのコメント

    目が霞んで見えないのは、こっちのほうです。
    久さんと寅吉さんのやり取りが目の前に広がって、こう、上手く表現できません。

    寅吉さん、最後まで読みきってくださいよ。

    ※10/3追記です

    僕は『於菟奇譚』という物語に強く惹かれています。
    それが何故なのか、しばらく解らずにもやもやしていました。
    ところが先日、もしかしたらこうなのでは? 
    という推測に至りました。
    以下、その内容を述べたいと思います。
    ご迷惑でしたらすぐに削除しますので、ご指示下さい。


    於菟奇譚という物語は、なぜこうも爽快なのか。

    この物語には憐憫がない。
    ふたりの間には、じめりとした感情などはなく、あるのは我々はただ同志であれという願いのみ。

    生死という深刻な問題が直截に扱われているにも関わらず、僕はいつの間にか寅吉さんの生き死にを心配しない。
    なんとなれば、それが僕と寅吉さんとのつながり方だからだ。
    であれば、僕はそういう態度を採らざるをえない。
    そうして僕は、今日も寅吉さんを訪ねるのだ。

    僕は寅吉さんに、死んで欲しくない。でも「死なないで欲しい」などとは口が裂けても言えない。
    それは僕じしんの存在否定になるであろうし、なにより同人作家として格好悪いではないか。

    だから僕は、ああしてしまったのだ。

    僕は、他人に生を強要する食い意地の張った人間なのだ。
    そのような僕は寅吉さんの人生に墨を落したのかも知れない。
    それでも、言うことだけは、けしてしなかった。
    それだけはしなかったのだ。

    於菟奇譚は爽快なのだ。
    なぜならば、久さんが寅吉さんとの友情を貫き通したからだ。


    以上です。お目汚し、失礼致しました。

    作者からの返信

    そこまで言っていただけてよかったです。

    実際のところどうなのかは知りませんが、寅吉さんはやる男だと思ってます。

    2020年9月15日 22:02

  • ――へのコメント

    これはいい!
    命尽きかける友人に光を投げつけて刮目させるという、最後を読み終えた瞬間になんだか耳の後ろからうなじまでぞわりと来ました。
    素敵な物語をありがとうございます!

    作者からの返信

    わあい! ありがとうございます。
    そんな風に読んでいただけて嬉しいです。
    書いてよかった。

    2020年9月15日 11:26

  • ――へのコメント

    いつ……とは、明確に書かれていないのに、大体いつ頃かは明確に描かれている。
    漢字の一つ、言い回し、かな文字の使い方、全てに神経が通っていて乱雑なところが無い。


    久と同じように、誰かを自作の主人公に重ねて小説を書いたことの有る私には『痛いぐらい』分かってしまう。
    やはりオットオは自由の身でいなければならない。
    獄に繋がれたままで無くて良かった。
    それが間に合って良かったけれど……。

    素晴らしいものを読ませて頂きました。

    作者からの返信

    近代日本の知識が超絶ふわっふわなので、明確に何年ですっていうのは怖くて書けなくて。大体感じ取ってもらえるかなと思いながら書きました。
    言葉の使い方でその辺り見せなければならないんですけど、頗る自信が無くて、そう言っていただけてほっとしました。

    そうですね、オットオは自由に世界中冒険しなければならない。
    間に合うかどうか久は気が気じゃなかったはずです。

    そのように読んでいただけて光栄でした。ありがとうございました。

    2020年9月15日 10:26