「普通」の人間になりたかった少年の悲しい物語

主人公は社会の輪から弾かれたくなくて、必死に「普通」の人間の真似をする。しかし心の根っこの部分は変えられず、他人に関心がなく、他者を人間として敬意を払うことができない。

うじゃうじゃした虫が苦手なので、リアルな描写に血の気が引きました。

終始、不思議な世界観でした。