応援コメント

落蟲流水」への応援コメント

  • 辛口読み合いから来ました。

    誰の心情、視点か。
    ちゃんと読めば分かるが、ざっくり読む感じではとらえずらいと感じました。
    そもそもざっくり読む読者層をメインターゲットにはしていないかもしれませんが。

    ラストについてはグロテクスだったり残酷さの中に滅びの美のようなものを感じました。

  • 辛口読み合いから来ました。
    「高校生だから……」「高校生にもなって……」のような他者の批判的な眼差しを内在化して苦しんでいることは伝わりました。

    しかしその表現として、このような生き死にの物語を器に選ぶのは、いささか大仰に感じました。大仰にする事で、自分を含む現実からの切り離しを行なっているようにさえ感じます。凄惨な事件と、批判的な眼差しを内在化した苦しみ、どちらも作品化するには十分面白いモノだと思うのですが、一つに話で混ぜるにはもう少し助走が必要だと感じました。

  • 辛口読み合いから来ました。

    アカネとアンリ、両方アのつく名前で区別がしにくいです。
    キャラが少ないのでじきに分かりますが、最初はどちらの女の子か混乱しました。

    流れるような文体は素晴らしいと思います。

  • 展開がすごくいい!
    丁寧な感じの文も好きです

  • 情景描写でぐっと引き込まれて、少年の人間味あふれる感情と取り返しのつかない結果にどうか救いを……! と思ってしまうほど楽しませていただきました!

  • 大変なものを読み始めてしまった…。

    普段読まないホラーっぽい展開に、進むべきか引くべきか、ハラハラしながら、それでも緻密に練られた文章に誘われるように、最後まで読んでしまいました。

    そして、読み直しました。
    (一度目はビビってしまい、読み取れきれなかったので…)

    今の中高生って、自分のキャラ、他の子のキャラ、陰or陽をとても気にするんですよね。
    そんな青春期の危うさを巧みに織り込んだ、素敵なファンタジーでした。

    引き返さずに読んで良かったぁと思いました。
    心に残る作品をありがとうございました。

  • もう一つの異世界ファンタジーと作風が全然違うので、びっくりです。どっちが作者の素の精神が反映されているのか。

    レビューは書きたい、んですが、難しい内容なので、もう一周してからにします。
    いや本当に難しい。


  • 編集済

     読ませていただきました。とても変態的な文章で面白かったです。特に冒頭の文章が非常に整っていて、物語の世界にすんなりと入り込むことができました。
     描写に関しては申し分ないのですが、男との会話は少し不自然というか、そこだけ浮いてる感じが否めず、残念だなと思いました。

     気になった箇所が幾つかあったので、恐れ入りますが、挙げさせてもらいます。所詮は素人の意見なので、聞き流してもらって結構です。
     

    ――まずは技法的な話です。

    ①段落の行頭(会話文を除く)は一つ下げた方が自然な気がします。
    ②「!」や「?」の後ろに言葉を続ける場合、一つ空白を空けた方が見やすいかなと思います。
    ③三点リーダー(…)は基本偶数、最低でも「……」で使う――という話は抜きにしても、「…」は短かいかなと。
    ④段落と段落の間などは、適度に行間が空いていた方が個人的には読みやすいです。


    ――次は具体的な箇所を挙げて話していきます。

    『僕は前だけを、アカネだけを向いていた。』
    ……「だけ」がダブっていたのが気になりました。

    『にわかに全身に冷気が流れた。』
    ……「――に――に」と連続していたのが気になりました。

    『同時に、今の現実がじっくりと、だんだん速度を増して、なだれ込んできた。ばくり。心臓まで冷気が流れこんだ。』
    ……「"今の"現実」という表現に少し違和感を覚えましたが、好みの問題ですかね。また、「なだれ込んできた。――流れ込んだ」という表現が少し紛らわしいかなと。「冷気が心臓まで達した」の方がシックリきます(個人的意見)。

    『赤く染まった物体。隣の、黄色いブヨブヨした物体。そしてその奥の、硬そうな白い物体。』
    ……これは完全に僕の好みなのですが、「隣の」とか「そしてその奥の」とか抜きにして
    「赤く染まった物体。黄色いブヨブヨした物体。硬そうな白い物体……」
    みたいにした方が雰囲気が出るかなと。

    『僕は、アカネの体が動いているような気がした。』
    ……「!!」という驚きに後にしては冷静で違和感がありました。
    「アカネの身体が動いている……?」
    のように、"心の声"の方がシックリくるかなと。

    『うねうねと動き回る、虫』
    ……これまた僕の好みですが、
    「うねうねと動き回る――虫」
    のようにダッシュを使った方がインパクト出るかなと。この場面、重要だと思うので。

    『青春を求めていた僕とアカネを思い出す。』
    ……僕が"僕"を思い出すって何か違和感がある気がします。

    『手品のたぐいではないことは、どう考えても分かりきっていた。』
    ……「分かりきっていた?」と少し違和感がありました。「明らかだった」の方が自然かなと。

    『僕の手から落ちた全てが勢いのままに水に流れ、僕の見えないどこかへ消えていった。』
    ……「僕の」がダブってるのが気になりました。「見えない何処かへ――」のように2回目の「僕の」は無くても良いんじゃないかな、なんて思いました。ラストは重要なので。

    ……以上です。

    作者からの返信

    レビューありがとうございます。お褒めの言葉を頂けるととても励みになります。

    アドバイスに関してですが、自分が完全に小説初心者なので非常に助かりました。特に技法の面などは手探りの状態でしたので、今後に活かそうと思います。

    追記
    小説、読ませていただきました。ショートストーリーの性質を活かした、テンポ良く進む面白い作品だったと思います。
    今回はありがとうございました。

    編集済