61~70

 お久しぶりです。リアルが忙しかったんです(自分の小説を更新しておいてよく言う)。ちょっとこう……いろいろあったんですって。テストとかテストとかテストとかテストとかorz


61


「GHOST」 / 嶺月清樹

現代ファンタジー / 約20万字 / 本人より【R-15】指定


*世界を繰り返す禁断の能力『時間遡行』で、温もりの死を覆せ!*


☆『平等』といった重くなってしまいそうなテーマでしかもバッドエンド。人を選びそうな題材だが、十二分に人を引き付ける力を感じる☆


★描写しすぎず、また描写をしなさすぎるわけではない。それでもその場の雰囲気が感じ取れ、この小説が一つの世界として完成されている★



62


「七月の憂鬱、空虚。」 / 柚月ゆな

ミステリー / 約6万字


*すべては1枚の紙から始まったー*


☆おそらくこの企画の中で一番少ないジャンルで、そこからかなり目を引いた。読者の好奇心を掻き立てるようなキャッチコピー、そしてミステリーらしいタイトルが王道を醸し出している☆


★ミステリー感あふれる淡々とした文章、登場人物たちの動きがいい。すでに6万字の中で完結していて、短い文字数の中で物語を完結させられる力がすごい★



63


「逃がし屋にお任せを」 / 野上雄介

異世界ファンタジー / 約8万字


*彼は逃がす。ただ逃がす。それが逃がし屋の仕事。*


☆異世界要素が全く見いだせないタイトルとキャッチコピーで、どちらかというと現代ドラマや現代ファンタジーの香りがする。どのような内容なのか、タイトルから好奇心をくすぐられる☆


★主人公の過去の設定や、逃がし屋としての仕事の内容がしっかりと練られていて矛盾することもなく分かりやすい。文章も詰め込まれすぎておらず、ちょうどいい塩梅で目が疲れない★



64


「心意と魔法の旅々」 / 一片

異世界ファンタジー / 約15万字


*人を信じること。人を喪うこと。自分を赦すこと。―*


☆異世界ファンタジーといっても、海外ファンタジーのような王道の雰囲気を感じる。それでもほかの小説と同じではないという雰囲気が伝わってきて、思わず手に取ってみたくなる☆


★普段は使われないような言葉を使っていたり、説明口調になったりしていない地の文がいい。小説としての形が完成されていて、すっと物語の中に入っていける★



65


「竜の娘ミリアム」 / @Miriam

異世界ファンタジー / 約180万字


*貰ったレビューは「異世界版水戸黄門」と「ファンタジー版水戸黄門」でした*


☆もらったレビューのくせが強い。ただそれだけで、読者の興味を引き付けるのには十分な力がある☆


★鬱展開と呼ばれるものなどストレスのかかる展開が多くなってきた今の小説の中で、確かにこれはバッタバッタ悪者を倒していて爽快感があふれ出てくる★



66


「それが作られた華だとしても」 / ふぇいく

ホラー / 約50万字


*この転校生にはヒミツがある。きみをいざなう最悪のルート*


☆ホラーといえば短編もしくは中編として書かれるものが多いが、これは長編の中でもしっかり長編。どのように物語として紡がれているのかが気になる☆


★最初はそこまでホラーな感じはせず、ほのぼのとした空気があるが、ホラーであるということを意識してしまうとどうしてもひんやりとした空気を感じる。それがこの物語に合っていて、とても読みやすい★



67


「禁忌狩り」 / 零坂風音

異世界ファンタジー / 約8万字


*世に蔓延る禁忌を殺す者、此処に有り*


☆和風ファンタジーのようなキャッチコピーが目を引く。また、タイトルからよく設定が練られているのだなということがよく伝わってくる☆


★異世界といってもドラ〇エのような世界観ではなく、この小説独自の世界が確立されていて、しかもそれが違和感なく受け止められる。作者の作家としての力量を感じられる★



68


「皆世終始録」 / 小辰

歴史・時代・伝奇 / 約9万字


*伝説の中に真あり、人中にありて竜眠る―*


☆ジャンルからして昔の日本のような場所を舞台にしているのかと思ったら、キャッチコピーには『竜』の文字。これは比喩なのか、それとも本物の竜なのか☆


★しっかりと一つ一つの設定が凝っていて、本当にこの世界があると思わせるような魅力がある。文と文の空間が少ないというのに、読みづらさをあまり感じさせないのがいい★



69


「八巻珈琲は牌を鳴く。」 / 鬼ごろ氏

現代ドラマ / 約6万字


*天才とは蝶を追っていつのまにか山頂にいる少女である*


☆麻雀とテーマとしている小説はなかなかなく、あったとしてもタグに『青春』がつくようなものはなかった。それだけで新鮮な感じがする☆


★一人称視点らしい、主人公の気持ちなどが分かりやすくていい。対役の登場人物たちにも魅力や設定などがあって感情移入がしやすい★



70


「冒険者全滅調査委員会」 / 赤見鮭児

ミステリー / 約5万字


*死の香りに引き寄せられる妖しい二匹の蝶*


☆異世界ファンタジー×ミステリーというなかなかない組み合わせの小説。いったいどのような方向に転ぶのか気になる☆


屍人ゾンビ骸骨スケルトンなどよくある魔物が登場する傍ら、小説はしっかりとミステリーとして形を成している。ミステリーというジャンルが破綻しておらず、ファンタジー好きもミステリーズ好きも必見★

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