51~60

 はいはい、どーも! いよいよ後半戦!


51


白日snow blind——傷付けられた少年と傷付けた少女——」

恋愛 / 約17万字


*傷付け、傷付けられ、望まぬ傷付け合いの果てに二人は結ばれる。*


☆恋愛とは思えぬタイトルに目を引かれる。とても恋愛が大成するとは思えないが、いったいどうなるのか……という思いからついつい本編へ☆


★妙に描写が生々しく、本当にこの物語が世界のどこかで起こっているかのよう。……というか、本当にいろいろ衝撃的過ぎてどんどん進んでしまう★



52


「東京PT」 / 夏木

SF / 約5万字


*監視社会ですり抜ける犯罪を取り締まれ*


☆タイトルやキャッチコピーからでは内容が判断できないが、あらすじを読んでみると独特な設定の数々。それでも十分現実世界の雰囲気を保てているのがすごい☆


★世界観は現実から離れれば離れるほど作りやすくなるが、この作品の設定はいかにもいつか起こってしまいそうで、しかもそれを違和感のないように描写していて詰まることなく読むことができる★



53


「銀の風、竜の瞳。」 / 海

異世界ファンタジー / 約17万字


*ファンタジー×ハードボイルド 少女を廻る伝説の世界と、男たちの戦記*


☆ファンタジーとハードボイルドというあまり見たことがない組み合わせに引き寄せられる。また、世界が二つの国に分けられているという設定もファンタジーらしく、すっと世界に入り込んでいける☆


★冷たい空気が肌を刺しているようで、その場にいるような感覚になれる。一つ一つの描写がきれいで、文章が説明っぽくなっていないのがいい★



54


「夢を見たのは俺だけか。」 / やまい 外野

現代ドラマ / 約8万字


*まだ俺は、夢を恨んじゃいない*


☆現代ドラマらしい、現実感を突き付けられるようなタイトル。それでもキャッチコピーはまだ前向きで、重すぎない空気感がよく伝わってくる☆


★「自分の作品を世に出す」という誰もが一度は思い描いたことがあるような夢を胸にする主人公が、これまたこの小説に見事マッチしている。たまに小説の世界観と主人公の性格がずれている小説があるが、そんなことはない綺麗に締まっている小説★



55


「いつかあなたに刃を向ける時」 / 泥んことかげ

現代ファンタジー / 約7万字


*咲き誇れ儚き命の灯よ*


☆まるで現代ドラマや恋愛もののような美しいタイトルがいい。キャッチコピーもタイトルの美しさをさらに強調していて、正統派の小説のように感じる☆


★植魔虫と人間との戦いという和風漂う雰囲気がいい。それぞれのキャラクターが光っていて、ストーリーにもどっぷりとつかることができる★



56


「円環の魔術師」 / あるまじろ

現代ファンタジー / 約20万字


*その魔術は円を描く*


☆「円」と「環」はどちらも円形をイメージさせる漢字だが、それと魔術師がどう結びつくのかが気になる。魔術が円を描くとはいったいどういう意味なのか……☆


★場面変え以外に空白がなく、本格的な小説を読んでいるような気分になれる。魔法というものについてもうまく描写されていて、「ん?」となることがなく読みやすい★



57


「グランドコネクト」 / 塩むすび

現代ファンタジー / 約3万字


*「———ああ、俺はお前を滅ぼす」*


☆現代ファンタジーというよりかは異世界ファンタジーを彷彿とさせるタイトル。どう現代に影響しているものなのか気になる☆


★地の文の改行がほとんどなく、人を選ぶ書き方ではあるが内容は十二分に濃い。しっかりと現代要素、ファンタジー要素をとらえている★



58


「ENDLESS CORD」 / りずねる

異世界ファンタジー / 約12万字


*すべてを魔術で解決してしまったら、つまらない*


☆「ENDLESS」——「終わりのない」という言葉、そして英語タイトルというカッコよさが見事に相まっていてとにかくカッコイイ。このタイトルがどういう意味なのか、とても気になる☆


★地の文の使い方がうまい。その文章だけで事実のすべてを伝えるわけではなく、セリフと合わせて物語を作っていて、読みつかれることがない★



59


「デウスエクスマキナは微笑まない」 / 御都米ライハ

異世界ファンタジー / 約6万字


*そして2人は『平凡』から『特別』へ堕ちた*


☆「デウスエクスマキナ」というと作劇用語の一つとして思い浮かぶが、それがどう内容につながってくるのかが気になる。また、『特別に落ちた』という一見すれば矛盾にも思える言葉も目を引く☆


★情景描写、そして主人公の心理描写も上手。物語の流れも遅すぎず早すぎずで、程よいスピードが癖になる★



60


「君に至高の○○を教えようじゃないか」 / 玄米茶神

現代ドラマ / 約1万字


*人生の5分間に笑いを飾りたい方へ*


☆内容を読んだ今だから言います。タイトルで感動系かと思った私がアホでした☆


★日常のどーでもいいこと(失礼)をなんだかそれっぽいエッセイのようにまとめていて、現代ドラマかどうかはよく分かりませんがとにかくムチャクチャ笑いました★



 なんでこんなにキャッチコピーかっこいいの……?

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