41~50

 ういっす、半分っ(話すことがなくなってきた人)!


41


「海神の揺籃」 / 第3中隊情報幕僚

SF / 約26万字


*皇国ノ興廃此ノ一戦二在リ、連合艦隊我二続ケ*


☆タイトルとキャッチコピーから、軽々しい話ではないことが伝わってくる。「神」の「揺籃」という言葉から、まるで一つの世界の創世記でも始まるのではないかというほどの壮大感を感じる☆


★セリフと地の文以外では行の間に空間がなく、壮大さを助長させるような重厚感がある。難しい言葉と簡単な言葉をうまく織り交ぜていて、独自の世界観とマッチしている★



42


「七人の魔導士 —魔国ガルフバーン物語—」 / 流々

異世界ファンタジー / 約7万字


*魔道が重きをなす世界で繰り広げられる、重厚なファンタジーオペラ!*


☆THE・ファンタジーともいえるべき単語が並び、それでも今風のものとは一線を画した雰囲気を感じる。王道中の王道を突き進んでいそうで気になる☆


★映像を見ているかのようにその情景が目の前に浮かび、楽に物語にのめりこむことができる。また、登場人物たちもいきなり大量に出てくるのではなく、ちょうどいい塩梅の人数が出てきて覚えやすい★



43


「ロウフルディフェンサー」 / 鋼鉄の羽蛍

異世界ファンタジー / 約47万字


*壮大な冒険活劇が借金でシリアスブレイクして行く…!奴らの明日は!?*


☆タイトルではイマイチ中身を把握できないが、キャッチコピーを見てみるとまさかの「借金」。異世界ファンタジーとは思えない内容で興味を引き立てられる☆


★です・ます調で語られる小説特有の綺麗な文体を感じさせつつも、固すぎない緩さが心地いい。いつまでも読んでいられる★



44


「幻想事件簿 ~警視庁刑事部捜査第五課~」 / 柊木紫織

現代ファンタジー / 約8万字


*正義と幻想はとても似ている*


☆「幻想」と「警察」という似ても似つかない二つの言葉が目を引き、あらすじに引き込ませる。漢字だらけのタイトルなのにもかかわらず、近寄りがたい雰囲気を感じづらい☆


★現代ファンタジーらしい、「本当にありそう」なお話。現実と離れすぎているわけでもなければ、どこか現実味を帯びさせている物語構成が格別★



45


「di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~」 / 月ノ瀬 静流

現代ファンタジー / 約81万字


*天と地が手を繋ぎ合うような奇跡の出逢いは、仕組まれた運命の計略だった*


☆ほかの作品とかけ離れているタイトルのつけ方がまず目に留まり、次に「奇跡」と「策略」という正反対の言葉がタイトルをうまく引き立てている☆


★穏やかな情景描写から始まり、本当に温かな風を自分が受けているかのような錯覚を覚える。それほどまでに描写がうまく、文豪が出版した小説のような雰囲気さえ感じられる★



46


「カンテノクアルト」 / よんそん

現代ファンタジー / 約60万字


*極悪外道につき、命を賭して討て。*


☆タイトルから内容は想像できないが、キャッチコピーから並々ならぬ気配を感じる。いったいどういう内容なのか、自然とあらすじを読み込んでしまう☆


★本当にありそうな話から、突然非日常の世界へ。実際には起こりえないが、自然とファンタジーの世界に引き込まれていて、話の展開に不自然さを感じない★



47


「銀月の狼 人獣の王たち」 / 不某逸馬

異世界ファンタジー / 約150万字


*【2万PV感謝!】少年は少女と出会い、白狼の人狼騎士が目覚める。*


☆冬の夜風に当たっているような、冷たく透き通っているようなタイトルで、これだけで世界観に触れることができるように感じる。キャッチコピーもその雰囲気を崩さず、いいバランス☆


★独特の世界観ながらも、説明っぽくくどい説明を繰り返しておらず、自然と設定を理解することができる。また、初めの方に出てくる登場人物たちにもしっかりと個性が宿っていて、キャラが死んでいなくていい★



48


「深川花六軒太平記」 / 濱口 佳和

歴史・時代・伝奇 / 約16万字


*希みと才と宿命、その狭間で生きる。*


☆ジャンルにふさわしい雰囲気漂うタイトルで、キャッチコピーも和風感が漂っている。空気感が壊されず、期待感を持ったまま本文に入れる☆


★言葉選びが美しく、とても現代人が書いているとは思えない文体。タイトルからの期待を裏切られず、まるで昔にタイムスリップしてしまったかのような錯覚さえ覚える★



49


「県立北高竜王部」 / 雪見桜

現代ファンタジー / 約100万字


*十分に発達した魔法技術は科学と見分けがつかない*


☆高校の……部活? 現代ファンタジーでも高校を舞台としているものは少ないため、新鮮味を感じる☆


★異世界ファンタジーとの良いとこ取りをしたと言えるくらい、うまく融和している。心情描写がうまく、登場人物たちの心の動きがよく伝わってくる★



50


「三界の書—銀閃の聖騎士と緋剣使いの少年—」 / 阿季

異世界ファンタジー / 約12万字


*少女は、持ち前の明るさで闇の中の少年を照らす*


☆謎がありそうなタイトルから興味をひかれ、キャッチコピーの綺麗な比喩からあらすじにつられる。ぜひ読んでみたいと思わせるような、不思議な魅力がある☆


★誰かも知らないのに自然とむなしさのようなものを感じる始まりから、ものすごく平和な本編の開始のどれもがまとまっていて、物語の構成作りが非常にうまいのだということが伝わってくる。場面ごとの雰囲気の使い分けが上手★

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