カクヨム始めて2ヶ月
今日(2020年11月9日)で、カクヨムを始めて2ヶ月経った。なぜ、カクヨムを始めたのか書こうと思う。
8月ごろ、未来について考える機会が結構あって、無性に何かをしたい気持ちで一杯になった。これは『ゆるゆる』の一番始めに書いたとおり、何がしたいのか分からなかったので、本を読んだり、ドラマを見たり、音楽を聴いたり、絵を描いたり、ラジオを聴いたりして自分が今一番何がしたいのか、心の声を聞いてみた。カクヨムもその一つだった。
結構長いこと色々な本、平安貴族の日記や、ハウツー本、雑学、脳科学の本、歴史の本など色々読んでいるうちに、日記って面白いなと思った。平安貴族の人が、何月何日内裏に行って、誰それと会ったとか、山に遊びに行ったとか、家の庭先に死体が捨てられていて縁起が悪いとか。どこの誰それと殴り合いの喧嘩をして、冠が落ちて恥ずかしかったとか。ピラミッドを作る作業人の日誌では疲れたとか二日酔いだとか、そういうのを読んでいて、昔のことを想像すると、あまり今の人と考える事はそれ程変わっていないのだなと思って面白かった。そんな名もない人達の日記で、当時の人々の日常を面白がる人間がここにいるわけだから、きっと何百年何千年先の人でも私みたいなのはきっといるだろうと思った。それで、日記やエッセイを書いてみようと思ったわけだ。
毎日、ゆるゆると日常の事、今流行っている事、それについて思っている事とかぼやきとか、何年分も書き溜めたら結構な読み物になるのではないだろうか。何もなければ、今日は何も無しでも良い。ルイ16世は革命が始まる日の日記に何も無しと書いていたし。市民が宮殿に押し寄せて来ているのに何も無しってどういう事?とも思ったけど、何も無いならそれはそれで、本人にとっては事実なのだろう。だからそれで良い。
もしも、この『ゆるゆる』が何百年何千年も奇跡的に残ったとしたら、その時代の研究者に昭和・平成・令和の名もなき市民の風俗、風習などの研究で使ってくれたらそれはそれでとても嬉しい。どんな物が流行ったとか、こんな料理を食べていたとか、こんな店があったのかとか、当時の人はこんな考えを持っていたのだねとか。こんな事を書いているのも研究されてしまうかもしれないが。
ネットに載せていると、そのうち無くなってしまうかもしれない。文才があれば本になるだろうけど、そうでもなさそうなので、自分でコピーを取って製本しておこうかなとも思う。子孫には、家宝にして決して捨てないようにと書き残して置いて、いつか未来の研究者に研究の材料にでもしてもらえたらこんなに嬉しい事は無い。馬鹿みたいかもしれないが、今思っている事を書いてみた。
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