この小説はスマホがない時代設定にされているので、登場人物は紙飛行機にしたためた文を通わせることで会話していきます。
　最初は上手くいくのですが、所詮は紙飛行機…。飛ばす人の悪意や誰かに拾われでもしたら、紙は悪意に染められ、その先端は心を鋭く抉る狂気へと変貌していくのです。

　読みやすく、世界観がはっきりしているのですんなり頭に入ってきました。
　おみごとです(*´ω｀*)

活字がなかなか頭に入ってこない私ですが、この作品を四話まで読ませていただきました。ここまでは一流です。減点方式でマイナスはないです。紙飛行機の使い方でがっつり掴まれました。この四話までの時点でも優しいよくできた作品だと思います。そして、この作品のジャンルは「ミステリー」。この優しい物語をどのように「ミステリー」へ料理していくのか。おそらく読書量も多く、ご自分の『書き方』を持っておられる書き手様だと感じます。現時点で星三つですね。今後の展開次第で評価を減らす選択もありますが、その心配は現時点でしておりません。読むの遅いですがこの物語を最後まで読ませていただきます。

（あ、私が評価してもＰＶにはあんまり影響ないと思います。そこはごめなさいですね）