「起源」編
観ていられる時のおわり
ここまで長いこと佐藤恵吏とACARI、そして朝倉灯の物語を観てきた。しかし、私が観ることのできる最後の章が近い。
私は観る者である。500年と少し前から物語を観てきた。そして、観る者として私は知っている。私が観る者で居られるのはもうすぐ終わってしまうことを。統一暦500年1月1日の世界を覗いたみたら、また四大天使たちが私を見ている。そう、彼女たちと佐藤琉吏、私を認識できる存在が発生してしまったのだ。私は彼女たちによって現世に引きずり出されてしまう。それを私は観たのだ。だから、最後に昔のことでも振り返ってみようと思う。私が観る者になるまでの話を。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます