2021/4/1 新しい月の暖かい夕方



2021/4/1 新しい月の暖かい夕方





やっぱり

いつまで経っても

苦手なものは苦手だし


咄嗟に恐怖を感じてしまうのも

嫌悪感に襲われるのも

身体が強張るのも

心の糸が締まり顔が凍りつくのも


変わらないものは変わらない





とりあえず

自分の部屋に逃げよう






変わらないものは変わらないけれど


少しずつ変わってきているものもある




父の病院への送り迎え

いつもは一番上の兄がやってくれているけれど

今日は仕事だというので私がやることに


父を乗せての運転も

慣れ親しんだ道で、短い距離なら

そこまで強張ることなく

落ち着いてできるようになってきた


いつかはまた

一人で運転したり

高速に乗ることもできるようになるかな


急ぐつもりはないけど

かつてできていた事ができなくなるのは

やっぱり心に重しが沈んでいるみたいだ





…なんて書いていたら

頭に父の姿が浮かんできて

息が苦しくなった(苦笑)


できていた事ができなくなる。

それの典型例が父であって

それに対応しきれなかった成れの果てが

今の自分なわけで(とほほ…)



ほんとこの感覚は嫌な心地だなぁ


罪悪感なのかもう分からんが



理解というのか

受け入れるというのか

共に生きる?というのか

助けるというのか

合わせるというのか


思いやるというのか


優しさ?なのか?



もう分からないが



きっと家族に対してそれらができない

自分が駄目だという潜在意識もきっと

ずっと心に巣食っていて

それがいつも首に巻き付いているんだろうな





前に比べたら

だいぶマシにはなった気はするけど





 

なんだかなぁ





家事の中で

掃除や洗濯はそんなに嫌いじゃないけど

料理だけは不思議なくらいに

気分が沈んで苦しくなってしまう


なんでだろうと思っていたけど


別に他の人たちだって

やらなきゃいけないからやっているだけって

人たちが多いだろうから

私がおかしい訳ではないとは思う気持ちあるけど



もしかしたら

私が料理をする時は大抵

母の具合が悪い時で

父と二番目の兄だけがいるという

逃げられない環境で

その二人のために

慣れない事をやらなければいけない

という状況が苦しさの原因なのかもしれない


…だなんて呟いて

自分の堕落さを人のせいにしているだけ

なのかもしれないけど(苦笑)



料理が得意!って人は尊敬する

いや、

面倒だけどやらなきゃいけないから

やってるだけだよ〜と言って

それなりの料理をやってしまえる人を

本当に尊敬する


みなさま本当にすごい(笑)


こんなんでお嫁にいけるかしら(笑)


そこは不安。というか恥ずかしい。

アラサーなのに。゚(゚´ω`゚)゚。



ふぅ…。

話がおかしくなってきた。。











夕日が入り込む自分の部屋で

この日記を書いていたら

外からは綺麗な鳥や風の声が聞こえて

傍では猫がにゃあにゃあ鳴いて甘えてきて


それだけで

気分が凪いでいく



夕方の空気を

たくさん吸って、ゆっくり吐き出す




大丈夫、やってしまえば案外できるんだ。


今までの経験を自分に言い聞かせて




もうひと頑張り、いきますか。















  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る