2021/2/11 穏やかなる日の中で
2021/2/11 穏やかなる日の中で
天気が良かったから
久しぶりにゆっくりのんびり散歩へ。
お決まりの海沿いぶらりから、
歩いたことのない道を
気の向くままに歩いていこう。
海沿いの道から小さな山の方へ目をやると
住宅街のなかにひっそりと鳥居が見える。
気の向くままにそちらの方へ。
背中で波の音を聞きながら緩やかな坂道を登る。
静かで小さな住宅街の中にある鳥居を抜け、
突き当たりの小さな山にある
静かで穏やかな神社に巡りあう。
挨拶をさせていただいてから
少しのあいだお邪魔させていただくことにしよう。
誰もいないからマスクは外して深呼吸。
神社ってそこだけ空気が違う気がする。
人が住まう場所ではない空気感。
当たり前なのだろうけど、その少しだけ緊張感のある、でも大きな何かで包まれているような安心感、心が鎮まっていくような心地よさがある。
境内から眺める海もまた違って見えるかのよう。
そこからまた知らない道を
気の向くままに進んでいく。
お寺の脇にある細い登り坂へ。
柴犬と散歩している人がいたので
こっそりついて行こう(笑)
知らない山の上の団地にたどり着く。
山を降りる道か団地の方へ続く道か。
団地の方から子どもたちが遊んでいる声がするから
そちらの方へ行ってみよう。
マンションに挟まれた道の向こう側に公園があるみたい。
公園は思ったよりも広く
休日を思わせる家族連れの人たちが
思いのままに遊んでいた。
そこからも海が見える。
私はやっぱり海が好きなのだとしみじみ思う。
普段は浜辺から眺めているけれど
小高い場所から眺める海もまた素晴らしい。
海へ向かってまた知らない道を進む。
さっき通った道に戻ってきた。
こうやって繋がっているのか、と心が躍る。
先程お邪魔した神社の前を通り越して
また知らない道へ。
家々の間をのんびり歩く。
よく使っている大通りから少し中に入るだけで知らない世界と日常があるという、当たり前なことも今日は心地良い。
新たな発見の数々。
気の向くままに歩くのも良いものですね。
また海へ戻ってきて
この心地良さを忘れないうちに、と
この日記を綴っている。
流石に手が悴んできた。
でもそれもまた気分が良い。
最近は詩に繋がる言葉からは
少し離れていたような気がするけれど
それもまあ、今の自分として。
今はこのままのんびりいこうかな。
とりあえず、身体が冷え切る前に帰ろう。
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