僕らの日常は、悪霊なしには語れない(賞に応募する為、12月から後半を非公開にします)

作者 相枝静花

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★★★ Excellent!!!

 物語の基本的な背景としては、占い師から余命あと〇日との宣告を受けた主人公『進』の、彼が経験することになる不思議な……主にホラー的な怪奇現象の体験話となります。

 主人公である『進』は何か特別な力があるわけでも、別段尖った性格をしているわけでもなく、ごく普通の学生です。

 ですがそんな男が、いきなり間もなく死ぬことになると言われ、また彼には守護霊がなく、悪霊を呼び寄せる体質であることがわかります。

 なぜ彼が死ぬことになるのか? 守護霊がなくなった理由は? 

 そのように次々と積まれていく謎の山に、摩訶不思議な、いかにもミステリアスな人物たちが着々と登場してきます。

 いったいその人たちの正体は何なのか、そしてどんな思惑を持って行動しているのかなど……謎が一つ解消されれば、また新たな謎が二つ追加されて、知らずのうちに話の中に入り込んでいきます。

 そして油断している時、ちょっと緊張の糸が切れた時には必ず襲ってくる霊の襲来――。

 そんなぞっとする感覚と、謎めいた不思議なホラーの話がお好みの方なら、楽しく読み進めることができる話だと思います。

★★★ Excellent!!!

本作の魅力を一言で片づけられる人がいたらその方は天才だと思います。

それくらい、本作は色々な魅力の詰まった作品だと思っています。

学生らしい掛け合いに加え、ホラーとファンタジー要素それら全てが絶妙に絡まって形成されている作品というのが個人的な印象です。すごいです・羨ましいです・面白いです!

しかも話数ごとにメリハリがついているのが読んでいてすごく気持ちが良かったといいますか。
ホラー色が強くて「読む時間ミスった……」ってなるときもあれば、ファンタジー要素多めで「これからどうなるんだろう!」ってワクワクさせられたり。

とても面白くおススメできる作品となっております。
このレビューを見てくださった方、作品の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょう?