第4話 いざ実戦

俺たちは、キノコを採るため、街から少し外れた街まで来ていた。


「ところでセリナ、お前はどんなことが出来るんだ?」

「私はね、炎と爆発系の魔法使いなのよ。」


火事とか起こさないように、見張っておかねば。

てくてくと森を歩いていると、約束のキノコの群生地が見えてくる。


「あったあった、あれだよな?」


ふむ、触った感じ日本のキノコと変わらないな。


「ちゃっちゃと取って帰(シュー


キノコの胞子が、顔に大量に吹かかる。


「ぷへ、なんだこれ!ぺっぺっ」

「言わなくて正解だったわ!やっぱりアホなのね」

「お前知ってたのかよ」

「だって面白いし」

「面白いしって、毒じゃないのかこれ?」

「どれどれ...毒はないけど」

「けど?」

「魔物を集めるって書いてあるわね」

「このバカーーー!!!」



バトル開始!


猪みたいな魔物と、ゴブリンが合わせて5体か。


「いいかセリナ、俺は前に出るから魔法頼んだぞ!」

「任されたわ!じゃんじゃん燃やすわよ」


火事とか起こさないよな、こいつ。


「早速1匹!〖ファイアボールⅠ〗」


しかし当たらない。


「〖ファイアボールⅠ〗」


しかし当たらない。


「お前まさか」

「・・・、こうなったらやけくそよ!」

「おい!魔法使いのお前が突撃してどうする!」


セリナは、魔物目掛けて一心不乱に駆寄る。


「ここまで来たら当たるわよ!〖ファイアボールⅠ〗」

「まぁそりゃ当たるけど」

「大魔法師セリナ様を思い知ったかしら!」

「調子乗ってると」


案の定魔物に突撃されて。セリナは吹き飛ぶ。


「お前ぇぇえええ!」





戦いが終わると、ボロボロになって俺たちは倒れていた。


「やってやったわ!」

「お、まえ」

「どう?私なかなかいけるでしょ」

「・・・ふざけんじゃねぇぇぇぇえええ!」

「ちょ何?怖いんですけど」

「なんで突撃するんだよ!」

「当たらないなら、近くで打つしかないじゃない。」

「おいおい」

「だからあなたを助ける時、爆発させたじゃないの」


なるほど、疑問が晴れた。俺を助けた時のあれは、エイムなんて関係ないのない爆発だったんだな。なるほど。


「そんな感じだから、パーテ ィに誰も入ってくれず、初心者で何も知らなそうな、俺に声をかけたと」

「ちょ、あなたエスパー?ま、まぁほかのメンバーは、弱かったからわたしから追い出したんだけどね!」

「はぁ。」

「何その目は。」

「さっさと依頼済ませるぞー」

「分かってる?私が言ったこと?ねぇ!」

「あぁ、そうだな.....」


どうしよう、俺の異世界生活。綺麗な人に囲まれて、俺TUEEEEする、ぬるま湯生活はどうやら遠いようだ。

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