第45話 またか

前回のあらすじ

夏帆の衝撃コメントに動揺する二人。

両親が出発して1分でいきなり大ピンチ?

沈黙する二人。

さぁ、どうなるか?



さっきの言葉は謎だ。

夏帆は未だパンクしている。

もはや頭から煙が出てる気がする。

いや大丈夫かこれ?


俺はイケメンでは無いが空気は読める男の筈(自称)、きっとこの場での最適解を実行できる。

ここは気を失ったふりをして忘れてあげるのが正解だろう。


俺は両膝をついて前のめりに倒れようとする。

が、右足が肉離れしていることを忘れていた。

両膝をつけようと屈もうとした瞬間、右足に激痛がはしる。


「うおっ」


踏ん張りきれずに前に倒れる。

倒れながら思った。

あ、またか……。

そして俺は地面に激突し、意識を手放した。

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