九月二十七日

・判別 はっきり見分けること。

・繰り合わせる なんとか都合をつける。

・油を売る 用事の途中で無駄話などをして時間を費やすこと。

・隔世の感 時代が変わり、ようすがしっかり変わったと感じること。

・揶揄 からかうこと。

・闖入 断りなく突然入り込む。

・口を切る 話を始める。

・山積 たくさんあること。

・デジャヴ 初めてなのに、すでにどこかで経験したことがあるように感じること。既視感。

・不撓不屈 困難にくじけない。

・当代 今の時代。

・齟齬 食い違い。行き違い。

・宿あ 長い間治らない病気。

・措辞 詩歌、文章などの言葉の使い方。


唐突だが、一度くらいは齟齬に苦悩した経験が多くの人にあるはずだ。

偏見の例かもしれないが、幼少期の友人との雑談への口を切った瞬間への第三者の闖入。

第三者は自分と仲良くしたいのかもしれないが、自分は友人と会話がしたい場合。

他には、デジャヴや隔世の感を感じて今いる場所の判別が全くつかなくなり、やはりこれもそれらによって山積する問題で会話関係で上手くいかなくなる例である。

・・・最後の例は半場強引なものだが。

最初の例を発達させると、揶揄や繰り合わせも該当してくる。

相手のパーソナルエリアも考えず、ただその場で自分が流れを作っているかのような愉悦と満足感を浴びる為に「ウケをとる」こと、個々の人格や環境の差異も懸念せずに他者と予定を合わせるまたは、「無理矢理合わせられた」などと主観で正当化しようとすること。


当代、コミュニケーションツールの発展は目まぐるしいものだが、瞬間では通話を除けばある程度は体面で会話をする機会が減ったように思われるので、長時間熱中して油を売ったり、依存症などの宿あを誘発する危険性も考えられる。

・・・考えられるどころか、実現しているので非常に問題だが、解決策は今は捨て置く。

かと言って、悪い面ではなく措辞などのレベルが向上したかのようにも見える界隈もSNS上には存在する。


前で述べたことと、コミュニケーションツールの発展をリンクさせると問題は多々浮かんでくるが、なるべく一人一人が汚染されないような高度な意志を持つこと......派生すればその発展を生かして会話の壁へ不撓不屈の精神で挑める戦場が整備されていることにも直結する。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

語彙力向上用縛り短編 雨石穿 @Amaisi_hoziku

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る