九月十九日

・一筋縄ではいかない 普通のやり方では手にを負えない。 not straightforward

・溜飲が下がる 不満に思っていたことがなくなり、すっきりすること。 feel sweeping fine

・摂理 自然界を支配している法則。 providence

・筆致 文章などの書かれたようす。 touch

・ナショナリズム 国家や民族の独立などを目指す思想や運動。 nationalism

・特筆 特に取り上げて書くこと。 special mention

・年波 年を取ること。 age

・信賞必罰 厳しい賞罰。 punishment

・きら星のごとく 優れたものが集まっているさま。 as galaxy

・武士の情け 強いものが弱いものをあわれんで思いやること。 Samurai's compassion

・櫛比 櫛の歯のように、すきまなく並んでいること。 serried

・鬼籍に入る 死ぬこと。 die

・両雄並び立たず 同じ力を持つ英雄が二人いれば、どちらかが倒れるということのたとえ。 Birds of prey do not flock together


今日は短編に近付けるのを完全に放棄しました。

ただの一人語りです。


なかなかどうして一筋縄ではいかないな。

DNAの塩基配列A,T,G,Cなどが個々で違うから才能(努力できる才能も含めて)や身体能力に多少か大きな差異が出るなどの自然の摂理は特筆すべき点ではなく、単純に時間や経験差の問題だ。そもそも、「筆致」を見れば大体わかる。自分と他人は。

環境とかそういう人格を作り上げる要素もあるが、どうしてもその所為にはしたくない。自分にが劣等感に苛まれているのは。


そんな過去の要素を持ち出したら何も、呼吸するのを放棄したり鬼籍に入りたくなるほどの絶望的な譜面じゃないか。俺の人生は。


というか、俺がそもそも千葉に行きたいのってナショナリズムでもパトリオティズムでもないただの愛着では?果たしてそれに自分の学力が連なれるのか?


―――どうしても年波、ガムの如く櫛比した溜飲が下がらず、喉にへばり付く一縷を辿るのみである。


数多くの武士の情けを受け、きら星のごとく優秀な人物らを遠くから観察し、その中でもずば抜けて優れた人物らがここぞとばかりに両雄並び立たずと落とし合い、研鑚を重ねて更に先へ―――


もう嫌なんだよ。

なんでで俺は見てるんだよ。なんで体験してないんだよ。

―――堕落してもいいじゃないか。

それは駄目だ。人間性を放棄するなぞ笑止千万であり、その恐怖を俺は身をもって理解している。信賞必罰は必須だ。

―――そこまで躍起にならなくてもいいじゃないか。

刷り込み教育の影響だかしらないが、俺のなけなしの矜持がそれを許さない。


千葉に行くんだ。

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