第21話 いっぱいほめよう

アメとムチとか


いろんな思考を誰もが巡らせるけど


マニュアル通りにいかないなんてもう知ってるでしょ



傲慢になるとか世間は言うかもしれないけど


そんときゃ「それはちがう」って叱ればいい


間違ったときは「それはだめだ」って伝えればいい




自分が自分を好きになれないことは


とても単純でとても深刻だから


そのくせ誰かが埋めてあげられるものでもないから






いっぱいいっぱい褒めたらいい


子どもだろうが大人だろうが


失敗したらお咎めなのに


成功したら当たり前だなんて顔をする必要ってなんだろうか


たったひとつのことばをかけるのにそう時間はいらないさ


たったひとつの言葉をかけるかでその先が変わるのなら





誰にも自分にも認められず大人になって救えなくなるよりは


ずっとずっとマシなんだとおもう




だって君が悪いことをしたときはどんなときだって


遠慮なく叱るから

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