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2020年10月21日 01:08 編集済
はじめまして。自主企画経由で拝読させていただきました。夏のじっとりとした暑さや、身体を伝う汗、滲む視界、夢と現実が少し曖昧な瞬間……主人公が置かれている夏の景色に、飲み込まれていくかのような気分になりました。旧仮名遣いで詩的な表現が並んでいるのに、読んでいるこちらが置いてきぼりにならず、その世界に引きこまれてしまう。作者様の言葉の選び方や文章の描き方が本当に素晴らしいです……!個人的に、途中で挟み込まれる「地球の夢」の一連の表現がとても好きです。主人公の見ている部分の表現だけでなく、敢えて世界を俯瞰しているような表現が挟まることで、より一層、この詩の世界観が深まっているのかな、と思います。また、「日傘のきみ」との夢現のような軽やかな会話も、雰囲気があって素晴らしかったです。飛び去ったカラスアゲハが彼女なのかな、もしかしたら八月のお盆で還ってきていたのかな、なんて色々と想像を巡らせてしまいました。だらだらと書き連ねてしまってすみません。このたびはとても素敵な作品を読ませて頂き、本当にありがとうございました!(蛇足ながら。作者様の推奨どおり縦組みで読んだのですが、まるで、活版で刷られた古い詩集を読んでいるかのような感覚になりました。この作品の雰囲気と合っていて、良い読書時間を過ごすことができました。ありがとうございます!)
作者からの返信
コメントありがとうございます。じっくり読んでいただけたようで、とても嬉しいです。
編集済
はじめまして。自主企画経由で拝読させていただきました。
夏のじっとりとした暑さや、身体を伝う汗、滲む視界、夢と現実が少し曖昧な瞬間……主人公が置かれている夏の景色に、飲み込まれていくかのような気分になりました。旧仮名遣いで詩的な表現が並んでいるのに、読んでいるこちらが置いてきぼりにならず、その世界に引きこまれてしまう。作者様の言葉の選び方や文章の描き方が本当に素晴らしいです……!
個人的に、途中で挟み込まれる「地球の夢」の一連の表現がとても好きです。主人公の見ている部分の表現だけでなく、敢えて世界を俯瞰しているような表現が挟まることで、より一層、この詩の世界観が深まっているのかな、と思います。
また、「日傘のきみ」との夢現のような軽やかな会話も、雰囲気があって素晴らしかったです。飛び去ったカラスアゲハが彼女なのかな、もしかしたら八月のお盆で還ってきていたのかな、なんて色々と想像を巡らせてしまいました。
だらだらと書き連ねてしまってすみません。このたびはとても素敵な作品を読ませて頂き、本当にありがとうございました!
(蛇足ながら。作者様の推奨どおり縦組みで読んだのですが、まるで、活版で刷られた古い詩集を読んでいるかのような感覚になりました。この作品の雰囲気と合っていて、良い読書時間を過ごすことができました。ありがとうございます!)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
じっくり読んでいただけたようで、とても嬉しいです。