第303話 ソルナの祈り

7大陸各国の代表者達が

スンツヴァル王都にある

巫女宮殿に集まると

議長として

アダム皇帝が選任された


「今回世界滅亡という・・危急の時

我ら葵巫女様の御名によって

7大陸世界会議を開催できる事を

起源の存在:神に感謝致します!


7大陸会議開催にあたり

葵巫女様母君ソルナ様より 

危急にお伝えすべき案件があります!


ソルナは紹介を受けると

静かに前に出て、語り出した



「7大陸の代表者である皆さま

はじめまして

私は 葵巫女様の母

ソルナと申します!


この7大陸会議が

有意義な時となり

これから起ころうとしている

恐震災によって国が混乱し

破滅する事がないように!

我らは祈らなければなりません!」



「さぁ!!

目を瞑ってください!


起源の存在なる神よ!

この場にご臨在ください!

あなたがご支配ください!


するとソルナの祈りによって

巫女宮殿全体に

神の霊が力強く注がれた・・


これまでの激しい戦いに疲れ

魔王復活による恐れの心を

持つ者が多くいたが・・

その場にいた者達全員が

深い安堵感に導かれて行くのであった・・


「これは、すごい・・

祈る前なのに

神の臨在を強く感じる・・・


この場所は聖なる地だ!!」


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