第272話 第六神災 「太陽消滅」③
第六神災「太陽消滅」
~1日目~
総裁ゴモラは
配下の悪根の呪術者100人に
葵巫女が潜伏する
王都の破壊工作を命じた
ゴモラは何と!?
猛毒である『イゼベルの呪液』を
大気中に拡散するよう
指示したのだ
『イゼベルの呪液』は
かつてスンツヴァル王都を
大混乱に陥れた凶悪な化学兵器である!
しかも今回用意された
『イゼベルの呪液』は
スンツヴァル王都で
用いられたものより
数十倍濃縮されており
一息でも吸うものなら
神経細胞が麻痺を起こし
死に至らしめる・・
極めて危険な毒薬であった
たとえ神覚醒した巫女であろうと
ただ事では済まない・・・
アポリュオンは
『イゼベルの呪液』によって
巫女の力を無効化し
捕える事が今回最大の目的であった!
しかしそうは上手く
運ぶはずはなかった・・
ゴモラ配下の呪術者100人は
『イゼベルの呪液』の拡散を試みるが
大気は静まり停滞し
全く風が吹かない為
使用する事ができなかったのだ・・
「何故だ!?
何故風が吹かないのだ?
一体どうなっている!!!」
100人の呪術者は
1日かけて拡散を試みるが
成功せず・・
数時間経過し
ついに断念した
巫女は自然界を
支配しているのだから
◆◇
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。