第239話 アーサー国の奴隷制度①
「働け!働くのだ!!!
お前達は奴隷だ!
奴隷なのだ!!!
パラク王の為に
死ぬで働き続けよ!!」
50年前の出来事である
ルエラ民族は
アーサー国の侵略を受けた
(バラクとは王の呼称である)
◆◇
ルエラ民族は多産であり増えて
巫女の加護を受けていた為
優秀な人材が多数輩出され
隣国のアーサー国は
脅威に感じ始めていた
しかし両国は同盟を結んでおり
これまで庇護を加えていたが
「赤い星」闇組織
総裁「アポリュオン」と
盃を交わしたバラクは
王に就任した時、民に言った
「見よ!ルエラの民は
我々よりも優れており、また強い!
さあ!彼らを賢く取り扱おう
彼らが力を持ち、いざ戦いという時に
敵側について我々と戦い
大きな被害を被るといけない!
彼らの国を襲い
奴隷として支配するのだ!
そしてアーサー国とルエラ民族による
激しい戦いが起こった!
そして「アポリュオン」の
凶悪な呪術者達の援護を受けた
アーサー国の兵士達は援軍の力を得て
ルエラ民族を圧倒した!
彼らは手も足も出せず
全国民の8割にあたる
25000人が奴隷として捕らえられ
アーサー国に強制連行されてしまったのである!
パラク王は
ルエラ民族を重い労役で苦しめようと
彼らの上に労務の監督を任命した
また、バラク王のために倉庫の町
ピトスとラメサスを建てた
しかしルエラ民族は
苦しめば苦しむほど
力を失うどころか
逆境に怯む事はなかった!
人々はルエラ民族に恐怖を抱くようになった
それでバラク王は
ルエラ民族にさらに過酷な労働を課し
漆喰や煉瓦作りの激しい労働や
畑のあらゆる労働など
彼らに過酷労働を課し
さらに彼らを苦しめたので
ルエラ民族の叫びは天にまで届いた
(それから50年)
ルエラ民族は重い労働にうめき
泣き叫んだ!
彼らの叫びは神に届いた!
「起源の存在:神」は彼らの嘆きを聞き
初代巫女との契約を思い起された
それは、『救世主の再来』である!
◆◇
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