第125話  第13軍団初任務!

「第一使徒ラックよ!

これより第13軍団の初任務として

「黄金の羽」妖精族の守護者達を率いて

市街地で発生したカオス化による

混乱の鎮圧を命じます!


彼らには武力は通じません・・

『魔具デュエル』の秘術に対抗できるのは

神具『琴笛』を扱えるラック!

あなただけなのですから!


今から市街地に出向き

『特殊部隊レッドベレー討伐』

『魔具デュエルの破壊』

この2つの重要任務を遂行するのです!


その為に今から

按手の祈りをします!」


葵巫女はラックに

手を置くと

神の臨在が深く臨んだ


「選ばれし勇者ラックよ!

神の力を受けなさい!

そして直ちに市街地に出向き

錯乱状態している人達の

混乱を鎮めるのです!


起源の存在「神」が

共におられるのです!

それ故何も恐れる必要はありません!


巫女である私も

「黄金の羽」妖精族の守護者達と出向き

カオス化した人達が

正気に戻れるように

力を尽くしましょう!


ラックあなたは

魔具デュエルを

発見したらすぐに破壊してください!

よろしいですね?」


「葵巫女様!

承知致しました!」

ラックは使命を受け

配下の軍団を率いて出発した!


◇◆


「それからアダム皇帝!

特殊部隊レッドベレー討伐の為に

12軍隊には後方支援をお願いします!

もしやよからぬ動きをする

輩がいるかもしれないので

十分に注意を払って下さい!」


「よからぬ動きとは?

裏切者がいるという事ですか?」


「確かな証拠はありませんが・・

間違いなく言える事は

貴族マフィアボスと通ずる内通者が

いるのは確かです!


今回連続して起こっているテロ活動は

あまりにも不自然!

我が国は12軍団による

圧倒的な兵力がありながら

特殊部隊レッドベレーの侵入や

MIKOハウスの襲撃を

容易に許してしまっている・・


とにかく徹底した

内部調査をお願いします!」


「承知致しました!

確かに危機管理が

不十分だったことは否めません

申し訳ございませんでした!


至急内通者の割り出しと

内部調査を行います!」


「お願いします!」


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